マンション購入の頭金はできるだけ多く(鹿児島県/納棺師/70歳/男性)

僕は鹿児島県に住む70歳の納棺師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する際は、その資金をどうやって準備するかが大きなポイントとなります。大きな出費となりますので、手持ちの資金だけでは賄えない場合がほとんどです。多くの人は住宅ローンを組むなどして、足りない分を補います。ローンの手数料や登記費用などの諸費用を除いた、マンションの購入資金の一部として充てる自己資金を、頭金と呼びます。この頭金をどれだけ用意できるかで、住宅ローンの審査の通りやすさも変わり、その後の返済負担の重さも変わってきます。では、この頭金はどのようにして捻出すればよいでしょうか。まず、いくら自分がお金を持っているか明確にします。この中から、生活費や将来のためのお金として、とっておかなければならない額を除きます。


そして、そこから諸経費に支払う額を計算し、残った額が頭金として使える額です。さて、果たしていくら使えるでしょうか。一般的に言われているのは、ローンの審査や返済を考え、物件価格の最低2割の額はあった方がよいということです。頭金ゼロで借りられる住宅ローンもありますが、後の返済負担が増え、貯蓄ができないなどといったことが考えられます。そのため、できるだけ多くの額を準備するに越したことはありません。目標を決め、計画的に貯蓄していきます。毎月給与天引きで貯めていける、財形貯蓄のような金融商品を使うと効果的です。また、親から贈与や借り入れといった形で、資金援助を受けることも考えます。贈与税などの税制優遇を受けられる場合がありますので、確認しましょう。