マンション購入の際のデメリットとは(富山県/再開発コンサルタント/60歳/女性)

私は富山県に住む60歳の再開発コンサルタントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する際、一体どのようなデメリットがあるのでしょうか。よく耳にするものと言えば、物件購入とは別に駐車場代、管理費、修繕費が発生してしまうという点でしょう。確かに、集合住宅タイプの物件は一戸建て物件に比べると毎月の出費は大きくなる可能性はあります。特に、駐車場代に関して言うと台数が多くなればその分だけ料金が加算される傾向にあり、中には敷地内の駐車台数に限りがあるため1家族あたりの駐車台数が制限されるというところもあります。もちろん、すべてのマンションがそうというわけではありませんし、最悪の場合は周辺の駐車場を借りればいいのですが、車を所有する人にとってはこの点は大きなデメリットとなります。


ただ、だからといってマンション購入がデメリットばかりというわけではありません。というのも、一戸建て購入の場合、敷地内に車を駐車しようとするとき、その分の敷地を買い取らなければいけません。その分の金額が物件の購入金額に加算されるため、結局のところ集合住宅の物件を購入するよりも大きな出費となってしまうのです。管理費や修繕費でも同様で、一戸建てだとそれらの費用は発生しませんが、その分の自分たちで建物の管理、清掃が必要になってきます。改装、改築の際にはその都度自分たちで費用を支払うことになるので、長い目で考えればマンションを購入する方が自分たちの負担が軽減されるのです。もちろん、人によって好みや人生設計があるので一概にはいえませんが、マンション購入の際のデメリットはさほど悪いものばかりとも言えないのです。