マンション固定資産税はどれくらいの負担か(奈良県/ファイナンシャル・プランナー/75歳/男性)

僕は奈良県に住む75歳のファイナンシャル・プランナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションのような不動産を買うと固定資産税がかかります。この税金は土地や建物に対してかかる税ですが、不動産は高額なので税金も高くなりやすいです。ですからマンションを買う時は、この税金がいくらになるのか考えておいた方がいいです。この建物にかかる固定資産税は土地と建物で別々に税金がかかります。ただ土地の部分はそれほど大きくはないのでほとんどは建物にかかる税金です。一戸建ての場合は土地にかかる税金が中心ですが、マンションにかかわる税金は建物の割合が大きいです。そしてこのタイプの建物は耐久性が高いので、建物にかかる税金が長期間下がることがありません。それが一戸建てとの違いで一戸建てはすぐに建物の価値が下がりますが、このタイプの建物は殆ど下がらないです。


不動産を買った時に気になるのは税金ですが、その税金をどのくらい払うかは物件の種類によります。例えば一戸建ての場合は建物の価値がすぐに下がるので、土地の税金が主になります。それに対してマンションは土地の負担は小さいですが、建築物の価値が下がりづらいので建物の税金が中心です。固定資産税では土地の税金に対する軽減策が取られていて、土地にかかる税金はかなり低くなっています。それが建物の場合はそういう軽減策がないので、かなり高額な負担になる事が多いです。しかもそれが長期間ずっと続くので、このタイプの建物を買う時は将来払う税金を計算しておいたほうがいいです。マンションの固定資産税は普通の物件でもかなり高額になるので、予め調べておかないと買ったあとで困ります。