私は岡山県に住む58歳の保育士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンション内覧会では、完成した建物が、事前に受け取っているパンフレットや図面通りに作られているか、また、どこかに不具合はないかなどをチェックすることになります。住居全体をチェックすることになりますので、細かく見ていくとかなり時間がかかります。そばにはマンション販売会社の担当者がついていますから、時間がかかりすぎると申し訳ないような気がしてきます。また、あまりにも時間をかけすぎると、チェックしている本人も疲れてきてしまいます。ですので、一番望ましい方法は、複数の人間でマンション内覧会へ行って、それぞれがチェックすべき分担を決めて効率よく確認するという方法です。一人で全部やろうとすると、後半の方は疲れてしまいますので、見落としが多発してしまう可能性があります。

このマンション内覧会で必ず実施した方がよいのは、床の水平のチェックや、天井の高さや壁の長さなどのチェックです。そのようなことはいちいち確認するまでもなく、当然に図面通りになっているだろうと思い込んでいる人が大半ですが、必ずしもそうではありません。パンフレットに記載されている天井高よりも若干低めに作られているようなことが稀にありますので、きちんと確認しておくべきです。また、クローゼットや扉の立て付けなども実際に可動させて確認することが必要です。とにかく開けることができるようになっている場所は全て開けてみる必要があります。床下点検口や天井点検口なども遠慮せずに開けてもらうべきです。その際、内部にゴミが残されているようなことがあった場合には、キレイにしてもらうように要求するとよいでしょう。