私は奈良県に住む21歳の照明技師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入すると、毎月の住宅ローンの支払いの他に、管理費や修繕積立金、駐車場使用料、駐輪場使用料などの支払いが必要になります。物件によって金額の設定が異なっていますので、一概にいくら位かかると言うことはできませんが、ごく普通のファミリータイプのマンションを購入した場合であれば、毎月ローンの他に3万円位かかります。この負担を考慮せずに資金計画を立ててしまうと、あとで泣きを見るハメになりますので、注意する必要があります。管理費は、共用部分の清掃や光熱費などに充てられますので、最初に設定された金額が後で大幅に値上げされるようなことはまずありません。しかし、修繕積立金の方は、購入当初の負担を低く抑えるために安めの金額に設定されているケースが少なくないため、分譲後しばらくしてから値上げされることがよくあります。
2011年に国土交通省が示した指針によると、1平方メートルあたり200円というのが修繕積立金の目安になっています。つまり、一般的なファミリータイプのマンションを購入した場合であれば、1万4000円から1万5000円程度が一応の目安になります。ほとんどの人が住宅ローンを組んでマンションを購入しますので、最初から修繕積立金の額を大きくしていると敬遠されてしまいます。そのため、多くの販売会社が分譲当初は数千円という低額設定にしています。しかし、そのままで行くと大規模修繕の際に費用不足となってしまうことは明らかですので、頃合いを見計らって値上げされるケースが多いです。ただし、十分なメンテナンスを行うためには、修繕積立金が高めになっている方が望ましいと言うことができます。