マンション価格の変動要因について(和歌山県/作曲家/45歳/男性)

僕は和歌山県に住む45歳の作曲家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産の価格は常に一定というわけでは無く、株式や債券などのように経済の状況や不動産市場の動向に応じて上下します。従って、同じマンションを購入する場合でも、購入するタイミングによって価格に大きな差が生じる事もあるのです。マンションは非常に高額で、人生で一番高い買い物だと言われるものなので、マイホームとしてマンションを購入する際には、経済の状況や不動産市場の状況を良く見極め、慎重に買い時を判断する必要があります。価格を変動させる要因の一つは、需要の高低です。多くの人が住宅用マンションの購入を考えている場合は、市場に出回っている物件の数よりも購入希望者の数が上回り、結果として売り手市場となり価格が上昇する傾向があります。


逆に住宅用マンションの購入希望者が極端に少ない場合には、供給がダブつき、結果として値段が下がる傾向があります。これは不動産販売会社が値段を下げてでも売却をして利益を確保しようと動く傾向が強まるからです。また、需給の高低に加えて、長期金利レートの高低も価格を変動させる要因の一つです。一般的には金利レートが下がるとそれに併せて住宅ローンの金利レートも下がるため、より多くの人々がそのタイミングで住宅を購入しようと考えるため、値段が上昇する傾向が強いです。逆に長期金利レートが上昇基調にあると、住宅ローン金利の負担増加を嫌気して買い控えの動きが高まるため、値段は下がるという傾向が出るのです。購入する際にはこれらの変動要因を十分に考慮する必要があります。