私は富山県に住む69歳の学芸員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
ある程度の年齢になって収入に余裕が出て来たり、結婚・出産などで家族が増えて物理的に引越しを余儀なくされた場合、多くの方が「住宅の購入」を考えます。そんな時、必ず迷うべき点として「一戸建て」か「マンション」かという問題があります。これは新築・中古に関わらず、どちらにも言えることです。では、実際に「一戸建て」と「マンション」では、どちらの方が良い選択なのでしょうか。その答えは、「どちらも正解であると同時に、間違っている」と言えます。すなわち、住む方のライフスタイル・ライフサイクルや性格によって、どちらが良い物件に感じられるかは異なるのです。どちらにもメリット・デメリットがありますが、ここでは「マンション」を購入することのメリットについてを考えて行きましょう。
まず第一に挙げられることは、全く同じ立地条件だとしたら、「一戸建て」よりも物件価格が安いことが挙げられます。第二は、将来的な修繕計画が比較的きちんとしていることです。(管理費・修繕積立金・駐車場代などで毎月3~6万円程度支払わなければなりませんが、その分、建物の維持費がかかりません。)第三は、空き巣や放火などの防犯・セキュリティ面がしっかりしている点です。(24時間管理人常駐・オートロック・防犯カメラ・セキュリティ会社との提携など)第四は、保温性・日当たり・害虫被害などの面で優れていることです。さらに第五として、駅から近いなど立地条件が良い点も挙げられます。このように、「マンション」には「一戸建て」にはないメリットが沢山あるので、購入の際に参考にすると良いでしょう。