マンションの購入時に耐用年数を考慮する(福島県/弁理士/49歳/女性)

私は福島県に住む49歳の弁理士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションや一戸建ての購入は夢のマイホームの実現であり、誰しもが将来は購入したいと考えています。しかし、物件の購入には多額の費用がかかるので、境遇によってはいつになっても購入できないという場合があります。そんなときには物件のグレードや築年数を妥協して、手が届く範囲の価格の物件を購入することになります。築年数が経過している物件を購入するときには、将来のことを考えて購入することが大切です。物件の価値は10年で半分になり、20年でなくなります。つまり築20年以上の物件を購入しても価値が残らないということです。資金不足の為に築年数を妥協してしまうと、資産価値として残らず将来の自分の為にならないので注意が必要です。


マンションを購入する際に築年数を考慮しますが、その為にはマンションの耐用年数を知っておかなければなりません。物件は木材やコンクリートで出来ているので、いずれ朽ち果てます。リフォームを繰り返したとしてもいつまでも住み続けられる訳ではないので、耐用年数の限界が来る時期と自分の年齢を照らし合わせて状況に応じて引越しの計画を立てることも大切です。コンクリートであれば47年が耐用年数の限界となっています。マンションは10年に一度は修繕工事を行いますが、性質上これから破損する部分を補強することはできません。つまり、一定の年月が経過すれば常にどこかが破損している物件に住むことになります。満足するまで住んでから引っ越すことも一つの手段です。