マンションの購入価格は年収の5倍が一般的(広島県/警察官/57歳/女性)

私は広島県に住む57歳の警察官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する場合、年収がどのくらいあるかが問題になります。一般的な目安は、年収の5倍と言われています。なぜ5倍かというと、住宅ローンの返済率は年収の20パーセントから25パーセントが適切だからです。年収が500万円の人なら、年間の返済額が100万から125万円までなら可能ということです。それ以上の返済率になるとかなり厳しく、日常生活上でかなり節約したりする必要が出てきます。子供の教育費や万一の医療費のことなどを考えると、不安が残ります。収入が500万円の人なら、5倍の2500万円のマンションが購入可能な物件ということになります。新築で2500万だと、広さや間取りでかなり妥協しなくてはなりません。


そのような場合は中古マンションをターゲットにしてください。中古で2500万なら、新築時の値段が4500万円前後の物件を購入することができます。築年数が10年以下の物件なら買い得です。また夫の収入以外に、妻のパート収入などをローンの返済に当てる人もいます。この場合は年収額が増えるので、それだけ購入できる物件の範囲が広がります。しかし、できれば妻の収入はローンの支払いに回さないで予備費として考えておくことをおすすめします。その方が生活にゆとりが生まれますし、予備費がある程度貯まったら、繰り上げ返済に回すことができます。繰り上げ返済をすれば、ローンの期間を短くできますし、返済総額を減らすことができます。