僕は三重県に住む29歳のスポーツドクターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンション購入を考えたとき、その築年数は非常に気になるものです。もちろん新しいに越したことはないのですが、予算には限界があります。購入には大きなお金が必要な上、のちのちに自分の資産となるのですから、慎重に選びたいものです。選び方のポイントをいくつか考えてみます。どのくらいの築年数がよいかを考える目安として、1981年6月に定められた新耐震基準の施行があります。これに則って建てられたマンションは、震度6~7の大地震でも倒壊しない構造や強度をもっているため、選ぶ基準のひとつとなると思います。<1981年6月以降>に、建築確認をしたかどうかが重要なポイントです。それ以前に建てられた物件の強度についても、不動産業者に問い合わせ説明を受けると良いでしょう。
中古物件の購入時、感覚的に築年数10年前後以内と考えることもあります。しかし実際のところ、バブル崩壊後にマンションの大量供給がおきたため、築20年ほどのマンションでも基本性能の高い物件が多く存在します。これらをくまなくチェックするのもポイントです。さらに、これら中古物件であることのメリットは、管理状態がわかるということです。新築マンションでは管理状態が見えません。新築でも管理が悪ければどんどん躯体は劣化していきますが、中古でも管理や修繕が行き届いていれば、安心して暮らすことができます。このため、中古物件の場合、実際に物件を見て、部屋のリフォームが行き届いており、共用部分の管理もきちんとされていることを確認して購入を考えることも大事と思われます。