私は宮城県に住む68歳の聖職者です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションや一戸建て住宅を購入すると、固定資産税というものがかかります。これは、どのような税金かというと、土地や家屋などを所有する人に課税される税金です。住宅ローンは全て払ってしまえばそれで一切払う必要がなくなりますが、固定資産税は、その不動産を手放すまではずっと払い続けなければなりません。この、「不動産を所有している」かどうかは、毎年1月1日に判断されます。この時にその不動産を持っている人は全て徴収の対象となります。1月1日に所有していることが条件なので、1月2日にほかの人に売ったとしても、1日に持っていた人がその年は払い続けることになります。一方で、2日に購入した人は、その年は一切払わなくて良いのです。

固定資産税は、どんな不動産でも一律に同じ計算方法で算出されます。算出方法は、「課税標準金額×標準税率」です。課税標準金額とは、固定資産課税台帳に登録された不動産の価値のことです。この金額は、総務大臣が定めた基準によって定められます。土地と家屋については、3年ごとに金額が見直されます。標準税率は1．4パーセントとなっています。固定資産税は、新築マンションであれば軽減税率が導入されているので、要件を満たせば少しは安く済ませることができます。税の徴収は、年に4回に分けて行われます。毎月少しずつ支払っていくわけではないので、注意が必要です。いつ請求が来るのかを確かめ、生活費のことも考えておくことが大事になります。