僕は香川県に住む35歳の照明技師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションなど購入した物件のほぼ施工が終わった段階で住宅を公開し、買主が実物のチェックを行うことができるのが内覧会です。内覧会は物件チェックの最終関門になるため、この段階で不都合などがあった場合は手直しを要求することができます。チェックする場所としては、キッチン、和室、リビング、玄関、トイレ、バルコニー、洗面所、ユニットバスなどです。全体的に手直し箇所の多いところとしては、建具の立て付け不良や鍵の作動、ビスの締め忘れ、設計変更した箇所などがあります。特に、契約時に変更した箇所やオプションで追加した箇所などは、営業さんに話していても施工現場に伝わっていない場合もあるため、必ず確認する必要があります。
代表的な当日の手順としては、受付後、室内の設備などについての説明を受けます。その後、室内のチェックを行い、指摘事項を記入し確認します。最後に共用部分の説明を受けて終了します。室内チェックの所要時間は、30分から1時間程度と指定されることもあります。内覧会には、水平器や曲尺、コンペックスなどが役に立ちます。水平器は、床やカウンターの上におくことで水平かどうかをチェックすることができます。コンベックスがあれば、部屋の高さや長さを測ることができるため、家具などを購入するときに役立ちます。他にも、インターホンや浴室乾燥機などの設備機器で動かせるものは使用方法の確認度動作確認を兼ねて、実際に動くかどうか確認することも大切です。