僕は栃木県に住む58歳のアシスタントディレクターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

マンションは新築であっても値引きに応じてくれることがあります。これは、購入者が強引に行っているわけではなく、マンションを管理する会社の方針として値引きを許容していることが原因なのです。そのため、そう言った建物に狙いをつけて交渉をすれば、格安で住居を手に入れることが出来ることもあります。そもそも、建物を持っている不動産会社はその建物を管理する法律的な義務があります。建物の管理費は不動産会社が支出して現状を維持しなくてはいけませんので、どうしても費用がかかるのです。モデルルームや広告費を支出しているのならばさらにお金がかかりますし、建物が売れないと在庫を処分することが出来ませんので、会社としても大きなマイナスになってしまいます。

また、マンションの値引き交渉をするのに最も適した時期があります。それは、その会社の決算の前です。決算が近づいてくると何とかして売り上げを伸ばさなくてはいけなくなりますので、当期に売らなくてはいけなかった不動産の一斉処分が始まります。当然、売れる不動産もありますが中には売れない不動産も出てくるため、こうした不動産は特に安く買える傾向にあるのです。決算時期が近づいてくると、具体的な資金のシミュレーションをしている購入検討者に対する審査が非常に甘くなります。マンションを購入する人の大半は金融機関から住宅ローンを融資してもらうことになりますので、具体的なシミュレーションで購買を検討している人はそれほど本気で住居が欲しいと判断されるのです。値引きを考えている人は、こうした具体的な話を出来るようにしておかなくてはいけません。