マンションの価格は専有面積に比例するのか(徳島県/為替ディーラー/75歳/女性)

私は徳島県に住む75歳の為替ディーラーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの価格を決めるのは、土地の価格や、マンションの建設にかかった費用だけで決まるものではありません。仮に上記だけで決まるのであれば、マンションの全ての部屋で同額ということになります。しかし、普段目にする物件に関する広告やWebサイトなどでは、価格帯は、1000万円から1500万円というように額に幅がる場合がほとんどです。これは、購入するマンションの部屋ごとに専有面積が異なるためです。一般的に、80平米の部屋と100平米の部屋では、100平米の方が価格は高くなります。しかし、それだけではなく、同じ80平米の部屋でも、部屋の作りによって値は異なる場合もあります。分譲マンションの場合、部屋の作りは3パターンから5パターンあると言われています。ですから、物件の値段は、パターンごとに異なります。


しかし、広告に記載している部屋だけでなく、例えば空き部屋などの場合、直接不動産などから情報を得ると、広告に記載している値段とは異なる部屋を紹介してくれることもあります。又、上記のようなベランダの位置だけではなく、例えばデザイナーズなどの物件の場合は、部屋ごとに内装面なども異なることもあり、それだけで物件の価格は異なります。ですから、物件の値段は、内装面によって異なり、専有面積にも比例するというわけです。又、中古物件において、専有面積が広い部屋が空き部屋として残っている場合、新築当時の値段よりは下がることがほとんどですから、専有面積が値段と比例するのは中古物件より、新築物件に多いということになります。