私は山形県に住む68歳のゴーストライターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
生涯の中で一番大きな買い物は、やはりマンションや一軒家など不動産の購入ではないでしょうか。現金一括購入ができればいいのですが、なかなか耳をそろえては大変です。そこで世話になるのが、住宅ローンです。住宅ローンで一番問題になるのは、借りられるだけの年収があるかどうかです。年収が低いと、どうしても安い物件に、高ければ高額物件も可能です。もちろん、安い物件は悪い物件とは限りません。また高額物件が良い物件とも限りません。両者とも瑕疵がない少ないことが前提です。それでは、実際にいくらなら買えるのか、つまり、いくらの物件なら今後起こり得る子供の誕生や学費、定年、老後の蓄えのことも考え、生活に大きな支障がない範囲で購入するればいいのかを考えたいと思います。
購入希望者のアンケートによりますと、物件価格の平均は3100万円、自己資金は870万円となっています。あくまで平均であって、東京と地方ではあきらかに違ってきます。首都圏で3500万円、関西圏で3000万円、その他のエリアで2700万円台であります。自己資金も200万円未満が14%程度で1000万円以上が3割以上で、ローンを一切利用しない人も8%ほどいます。またボーナス時の返済をする人が3割います。少ないように思いますが、ボーナスは支給や額が不安定な性格な為、ボーナス払いを当てにしないのは賢明です。年収に対してあまりにも物件価格が分不相応だと、後々ショート(支払い不能)する恐れがあります。目安として年収倍率があり、物件価格÷年収で計算をします。一般に、「倍率は5倍以内がいい」と言われています。倍率が4倍未満なら安全ラインで、反対に6倍以上は危険信号ラインといえます。