タワーマンションの安全性について(鹿児島県/ランドスケープアーキテクト/71歳/男性)

僕は鹿児島県に住む71歳のランドスケープアーキテクトです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


タワーマンションは、数十階建てという超高層マンションです。高さがある分、設計段階から耐震面や耐火面で十分に安全性を考慮して建築されています。たとえば大きな地震が来たとしても、まず倒壊しません。タワー状ですから、倒れてしまいそうだと心配する人もいるのですが、実は竹のように多少しなるよう柔軟性を高くして作られているので、揺れによる衝撃には一般的なビルなどよりも強いのです。もちろん液状化が起こりにくい土地に建築されているので、沈下する可能性も低いです。また、仮に火災が起こっても、防火シャッターで囲まれた避難用エレベーターがあります。10数階以上の高さだとはしご車のはしごが届かないのですが、屋上に脱出用のヘリポートがあるので安心です。


さらに防犯対策もしっかりおこなわれています。入り口がオートロックになっているのは当然ですが、それ以外にもエレベーターにもロックがかかるシステムになっています。ロックを解除しなければ利用できず、他人が各階に自由に出入りすることはできないのです。もちろん住人は、指紋やカードなどでロックを解除することができるので、スムーズに利用できます。各戸のセキュリティも万全で、ドアには複数のロックがありますし、窓にもセキュリティシステムが設置されています。鍵を閉め忘れてエレベーターで降りてしまったとしても、階下からリモコンで施錠することも可能です。このようにタワーマンションは、超高層建築だからこそ安全性が高く、安心して生活ができるのです。