タワーマンションとは(兵庫県/格闘家/70歳/男性)

僕は兵庫県に住む70歳の格闘家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


タワーマンションとは超高層マンションの別名で、従来建っているものに比べて超の字がつくぐらいに際立って高い居住用の建築物で、外観が高い塔のような形に例えてこの名が付けられたものです。我が国では建築基準法からは高さ57メートルを超える建築物とされ、建築アセスメント条例の適用される高さ97メートル以上の建築物とされる場合もあります。大手ゼネコンが18階建ての鉄筋コンクリート造の自社の社宅を1974年に建てたことが発端となって、それ以降1976年には21階建て、高さ66メートルの分譲用のものを完成させ、これが我国における高層マンションの始まりとされています。1987年には大阪で高さ116メートルで36階建ての建物が完成し、これが超高層マンションの始まりとされています。


1997年に容積率が緩和され、日影規制も適用除外されることが決定し、建築基準法の改正案も成立し、その後東京でも多く供給されるようになって来ました。現在我が国で最高高さのものは大阪で2009年に建った高さ209メートル、54階建てのものとされています。地震が生じた場合に固有振動の周期が長いので、巨大地震が発生したときに共振の問題も検討事項に入りました。まだ歴史も浅く、経験することも少ないもので、実験に頼る段階ではありますが、制震構造や免震構造などの地震対策で対処するようにし、家具類は固定するなどの細かな対策もとるようにしています。普通のマンションよりも眺望性に優れ、むしろ恐怖感は少なくなるなどの影響も出ていると言われています。