「タワーマンション」メリット・デメリット(愛知県/音楽プロデューサー/36歳/男性)

僕は愛知県に住む36歳の音楽プロデューサーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


タワーマンションとは、通常20階建て以上の超高層マンションを指す。タワーマンションは、メリットとデメリットが実に明確だ。まずメリットを見ていこう。第一に、マンションの建物の建物の足元がすっきりしていることが挙げられる。ほとんどが、総合設計制度利用して建てられているからだ。この制度は、敷地の一部を公開空地として誰にでも開放することで、通常の容積率や高さ制限などの規制を緩和してもらうもの。そのため、隣の建物との間にゆとりができ、駅前なのに敷地内に樹木が植えられ、ベンチが置いてあったりするのが特徴だ。次にマンションの付帯施設が豊富であること。ゲストルームやラウンジ、シアタールームや屋上庭園など、様々な付帯施設があることも魅力だ。下層階の数千万円のタイプから超高層の億超えのタイプまで、価格の幅が広いのもならではの特徴だ。


一方、デメリットはというと、実はメリットの裏返しだ。眺めがよい設計は、窓が大きくて外から見えやすいなど、プライバシーに気をつかうことになる。足元にゆとりがあることは、誰でも敷地に入ってこられることになり、駅前に物件が多いということは、治安が気がかりということにつながる。付帯施設が豊富でサービスが良い点は、それらを維持するためにコストがかかることに跳ね返る。価格やプランの幅があると、逆に様々な価値観の人が一つ屋根の下に暮らすことになり、全員の合意で決めていく「管理」面で労力がいる、などのデメリットに結び付くものだ。ほかにも、高層階では風が強いこと、内廊下方式なので室内を風が通りにくいことなどもデメリットとして挙げられる。