「耐用年数」タグアーカイブ

一戸建ての耐用年数は意外と長い(山形県/お笑い芸人/73歳/男性)

僕は山形県に住む73歳のお笑い芸人です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


私が3歳のときに両親が木造2階建ての一戸建ての家を購入したこともあり、30年間その家に住んでいました。途中、若干の建て増しもありましたが、本体のほうは大幅な補修工事をすることもなく、概ね快適に過ごすことができました。両親に聞くと田舎ということもあり、価格はそれほど高くなかったものの、それなりに住み続けることができるものだと思いました。一般に10年を一つの区切りとしてメインテナンスをしたほうがよいという話を聞いていましたが、一番大きな補修は台風のときにあおられたベランダの簡易のプラスチックの屋根が一部剥がれたため、その部分の張替えをしたことで、実際経年劣化によるものはないといってもよいほどでした。


その後私は結婚と同時に家を出て、両親も気候のよいところに済みたいということで、築10年の中古物件に移り住みましたが、年に2回ほどそこへ顔を出していますが、前に住んでいた人が年配者であり、換気などにも気をつけていたのか、新築と見間違うようなきれいさで、傷みも感じませんでした。入居時にトイレをリフォームしていたこともあり、一番に異常が出やすい水周りについても異常は起こっておりません。私の住んでいる地域には江戸時代の住居がそのまま残っている地域もあり、これは極端な例としても、木造とはいえど、しっかりとした造りの建物というものは、きちんとした手入れとメインテナンスさえすれば、その耐用年数は思った以上に長くなり、実際に住むことができるものです。

パリやローマの街中にあるマンションは、100年以上何世代にも住み継がれて今も素晴らしく輝いています。(広島県/お笑いタレント/46歳/女性)

私は広島県に住む46歳のお笑いタレントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


パリやローマの街中にあるマンションは、100年以上何世代にも住み継がれて今も素晴らしく輝いています。一方、日本でマンションの耐用年数を考える時、構造・地域・住み方などが違い、一律に考えることには少し無理があります。しかしながら、資産額を計上する便宜上、財務省は鉄筋コンクリート造りのマンションの耐用年数は一律で60年と決めているのです。ただし、1998年の税制改正で、それ以降の鉄筋コンクリート造りの建物の法廷耐用年数は47年となっています。国土交通省の2002年の報告書によると、平均寿命は46年とされています。しかし、これはあくまでも取り壊されたものの平均寿命であって、それらの壊されたものと同時期に建てられたものでも、まだ使用中のものがたくさんあるのです。


同じ鉄筋コンクリート造りなのに、短命なものと寿命が長いものがある。その違いは何でしょうか。鉄筋コンクリートの寿命は、鉄筋とそれを覆うコンクリートに関係します。コンクリートを構成するセメントと水の割合で、水が多いと時間とともに大きく収縮し、ヒビが割れます。すると、雨水が入って中の鉄筋が錆びて建物の劣化が始まります。また、鉄筋を覆うセメントの厚みが厚い方が中の鉄筋を保護し、鉄筋が錆びにくくなります。しかし、現実的には一般の人がチェックできる内容ではありません。そこで「住宅性能表示制度」というものが有りまして、首都圏の新築マンションの多くで利用されています。すなわち、その建物がどれだけ長持ち仕様で造られているかを表示していて、3世代90年の耐用年数を期待できるマンションもあります。

一戸建ての耐用年数はメンテナンス次第です(福島県/心理カウンセラー/70歳/男性)

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一戸建ての住宅はマンションと違って管理費の積立の負担がありませんが、所有者自身でメンテナンスをしなければなりません。そのメンテナンスによって建物の耐用年数に大きな違いが出てきます。一般的には10年に一度はメンテナンスが必要であると言われています。外壁面、屋根は風雨、猛暑、寒冷に常時さらされています。太陽光による劣化は毎日のことです。見た目には変化が分からない場合もありますが、間違いなく劣化が起きているのです。室内のクロスや床などのメンテナンスは建物の耐用年数とは無関係ですが、外壁面と屋根は影響が大きいです。多くの一戸建ては木造ですので、木材が湿気などで劣化することは建物の劣化に直結してしまいます。


メンテナンスに必要な金額は建物の規模にもよりますが、メンテナンスの質によって大きな違いが生じます。複数のリフォーム会社の見積もりを取ると、金額が倍も異なるということも珍しくありません。外壁面や屋根のメンテナンスの塗装は使われる塗料によって質も価格も大きく違います。素人では内容の説明を受けても明確には理解できませんが、廉価なものは質も低いということは確実です。工事の人件費や足場の価格には大きな違いはありません。結局は、塗料などの質の違いが大きいのです。節約することも重要ではありますが、安易に廉価な工事をすることは得策ではなく、長期的に使う自宅であることを考えて、しっかりした工事をしたいものです。

1998年の税制改正ではコンクリート製の建物の法定耐用年数は47年へ(福岡県/指圧師/25歳/男性)

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一般的にコンクリート製の建物は以前での法定耐用年数60年から60年間は間違いなく使えるものという認識がかなり広範に広まっていますが、1998年の税制改正ではコンクリート製の建物の法定耐用年数は47年へと短縮されることとなっており、必ずしも60年が寿命というわけではなくなってきていることがわかります。実際国の監督官庁が作成した報告書によれば、マンションの平均寿命は46年で、立て替えの物件着工時期は築後37年とさらに早くなっています。したがってマンションの寿命はかなり物件に依存する部分が大きいとも言うことができるのです。実際46年を超えてもしっかり住める物件もあるわけですから個体差の大きなものということができます。


こうしたコンクリートの建物の耐用年数を決めるものとしては3つの要素があるといわれています。ひとつはコンクリートによる建物本体が劣化しにくい構造になっていることです。二つ目としては、入居後のメンテナンスが行き届いており、しっかりと管理されてきたものが長持ちするようになっているのです。さらに三つ目としては地震などの外的要因の影響を受けずに期間を経過してきたものであるということです。こうした耐用年数を判断する1つの要素として住宅性能表示制度を利用する手があります。等級2以上であれば概ね50年から60年以上の利用が可能になるということで、これを1つの目安にして売買の判断にしていくことができるといえます。

一戸建ての耐用年数はどれ位なのか(山形県/林業従事者/44歳/男性)

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まず先に、耐用年数とはどういうものかについて説明をします。減価償却計算において、その物件の価値が残るまでの年数のことを言います。いつまで住めるかという年数ではなく、物件としての価値がいつまで続くかということです。一戸建て住宅の耐用年数は、物件によって異なりますが、平均は30年前後から60年だと言われています。30年から60年だと言われると、ずいぶん幅広いと思われる方もいるかもしれません。この幅広さの理由は、木造か鉄筋かの違いによるものだと言われます。一般的に木造住宅の場合、雨や風などの風化現象により、耐用年数は鉄筋住宅に比べ低くなります。その点、鉄筋住宅は、風化を受けることはあまりない為に耐用年数は長くなります。


新築物件ではなく、中古物件の場合は、耐用年数は異なります。築年数などの違いから、契約時において既に30年以下になっている場合も多いです。ですから、中古物件の場合、なるべく上記の年数が長い物件に住みたい場合、一戸建てを選ぶ際には、建設されてからの年数があまり経過していない住宅を選ぶ必要があります。又、鉄筋住宅の場合、木造住宅に比べ価格が高くなる場合がほとんどです。木造住宅に比べ、約2倍ほどの価格になる場合もありますので、支払い計画を作る際には、その分も考える必要があります。又、自分の住んでいる住宅の耐用する年数の調べ方は色々あります。ネット上に掲載している計算式などを使って自分で計算する方法もありますが、確実なのは、不動産などに確認することです。

「マンションはコンクリートで出来ているから、長く住めるはず」「60年くらいは住めるでしょう。」そう信じている(広島県/武道家/70歳/女性)

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マンションの耐用年数は、どのようにして決まるものなのでしょうか。「マンションはコンクリートで出来ているから、長く住めるはず」「60年くらいは住めるでしょう。」そう信じている人が、たくさんいます。「60年」という数字がどこから来ているかというと、鉄筋コンクリート造の建物の資産を計算する便宜上、財務省が一律で決めた法定耐用年数の「60年」から来ているのだと思われます。しかし、1998年の税制改正で、それ以降の鉄筋コンクリート造の建物の法定耐用年数は「47年」と、13年も短くなっています。実際の耐用年数を考える時、造り方・住み方それぞれ異なるマンションが「一律に同じ」と考えることには無理があります。


国土交通省が2002年に作成した報告書によると、マンションの平均寿命は46年、立て替え物件の着工時期は築後37年となっています。建物の寿命を決める3要素は建物本体のコンクリートの劣化のしにくさ、入居後の適切なメンテナンス、地震などの外的要因によるものです。鉄筋コンクリートの劣化は、コンクリートの中にある鉄筋が錆びることから始まります。建物本体の劣化のしにくさの簡単な見極め方として、住宅性能表示制度を利用する方法があります。近年では同制度を利用してそのマンションがどれだけ長持ち仕様で造られているのかを、一般の人にもわかりやすく表示している物件も多くなってきました。購入の際にはぜひ活用した方が良いでしょう。

一戸建ての耐用年数はどれくらいか(山口県/デザインプロデューサー/35歳/女性)

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一戸建ての耐用年数はどれくらいでしょうか。まず、公式のものとしては、財務省令で定めている耐用年数が、木造で22年、鉄筋コンクリートで47年ということですが、鉄筋コンクリートはともかく、木造は実態とかけ離れているといいます。国土交通省は27年とか30年とかいう木造住宅の寿命を示していますが、27年というのは取り壊した住宅の平均築年数、30年は現存する住宅数を新築戸数で割ったもので、サイクル年数とも言われています。いずれにしても、築40年、50年という建物がたくさん現存している状況からみても、これも実態をとらえていない数字かもしれません。現に最近では築30年を超えた賃貸住宅も増えてきているといいます。


早稲田大学の小松教授が人間の平均寿命と同じ手法で推計した木造専用住宅の寿命は2011年調査で65年とされています。しかも、1997年の調査からは20年以上の伸びを示しています。小松教授の分析によれば、構造体の違いは寿命に影響しないということですが、戦後の高度成長の中で、生活が洋風化し、内風呂や冷暖房が装備されるようになるなど、住環境が大きく変わったこと、景気の低迷や低成長で経済的に家を建て替える環境になかったこと、最近の住宅は使用部材が良くなってきたことなどがあいまって、住宅を長く使おうという方向に変わってきているようです。こうしてみると、適切な維持管理さえ行えば、耐用年数を気にしなくていいくらい長期にわたって寿命を維持できるようです。

マンションの耐用年数はいったいどのくらいなのしょうか。(愛媛県/アートディレクター/42歳/男性)

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マンションの耐用年数はいったいどのくらいなのしょうか。マンションの購入はとても高額な買い物です。買った物件が何年ほどもつのか、どのくらいで建て替えなければならないのかは、人生設計のうえでとても重要な問題です。鉄筋コンクリートで出来ているマンションの耐用年数は、国の法定耐用年数でいうと47年となっています。あるデータでは、マンションの平均寿命は46年という数字があります。もちろん物件によっては、それよりもずっと長持ちするようなものもありますし、逆にもっと短い年数で建物が劣化してきてしまうものもあり、一律にはいえませんが、購入する側が確かな目でよい物件を選び、平均年数より長く住むことも可能なのです。


物件の寿命を決める原因はいくつかあります。建物の劣化は、コンクリートの中にある鉄筋が錆びてきてしまい、建物そのものの重さに耐えられなくなることが主な原因です。建物は鉄筋の錆びを防ぐためにまわりを囲むようにコンクリートで覆っているのですが、このコンクリートの厚みやコンクリートに含まれる水の量が劣化に関係しています。コンクリートは時間の経過とともに収縮する特性があり、厚みが足りないとひびや亀裂が入り、そこから雨水などが入ってきてしまうのです。またコンクリートに混ぜる水が多いと、こちらも収縮によりヒビの原因になります。優良な物件かどうか、見極めるには住宅性能表示制度の劣化対策等級を基準に見ていくといいでしょう。具体的な耐用年数が示されているので、判断材料として有効です。

一戸建ての耐用年数はどれくらいか(高知県/教諭/41歳/女性)

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最近の一戸建ての耐用年数は、30年から50年と言われています。同じような住宅でも、メンテナンスをきちんとしていると耐用年数も長くなってくると思います。そのためにも間違いのない住宅選びをする事が大切です。マイホーム選びを成功させる方は、複数の物件やモデルルームを見学していると思います。たくさん見る事で相場感やそれぞれの物件のメリット、デメリットがわかるようになります。1件だけ見て衝動買いをするのは、避けた方が良いと思います。一戸建ての見学に行く時は、カメラやメジャーを持っていくとよいと思います。部屋の広さの確認や収納量は十分あるかを確かめる必要があります。キッチン設備やコンセントの位置もチェックすつとよいと思います。


気に入った物件がみつかったら、周囲の環境のチェックをする事が大事です。昼と夜というふうに、時間を変えて見学に行くのが良いと思います。ひるは静かなのに夜になるとすごく騒音がする、というような事もよくあります。学校や病院、買物環境もたしかめるとよいと思います。バス停や駅までの距離も調べると安心です。このようにして、住宅自体も周囲の環境も納得出来る物件がみつかれば、購入する事になります。多くの方は、住宅ローンを利用して購入することになると思います。でもそれ以外にも多くの費用がかかる事を忘れてはいけません。住宅購入諸費用として購入価格の3%~8%の費用がかかります。物件によっては大きな金額になります。家は、一生に1度か2度の大きな買い物です。しっかり考えて納得できる物件を購入することが大事です。

構造物を設計する前提としての耐用年数(福井県/巫女/73歳/男性)

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構造物を設計する前提として耐用年数が挙げられます。この年数が明確でないと材料の選定が困難となりますし、メンテナンスの計画も成り立ちません。一般にマンションは鉄筋コンクリート構造です。海岸近くと内陸部では腐食環境が異なるので一律ではありませんが、内陸部の場合、一般に50年と言われています。現在から50年前というと昭和30年代後半に相当します。その頃に建設された構造物がそろそろ寿命というのは、首都高や東名、中央高速や東海道新幹線の建設時期と重ね合わせれば、しっくりくる人は多いのではないでしょうか。ちょうど昭和30年代後半の構造物があちこちでリニューアルされています。マンションを購入する際、耐用年数50年と覚えておきましょう。


住宅を購入する際、新築マンションを購入するのであれば、自分の年齢に50年を足せば耐用年数がわかりますし、50年後はかなりのメンテナンスコストがかかるはずです。もし中古マンションを購入するのであれば、新築時期を正確に把握することは重要です。もし海に近い物件であれば、もう少し耐用年数は少ないと思っておいた方が良いでしょう。コンクリートのかぶりが内陸と比べて大きめになっていますが、塗装部分の劣化等を考えれば、耐用年数は短いと思っておいた方が無難です。コンクリート構造物は、昭和30年代後半の素材と現在のコンクリート構造物の素材に大差はありません。そう考えれば、如何に技術が進化したとしても耐用できる年数は50年で変化はないでしょう。

一戸建ての耐用年数はどの程度(宮城県/養護教諭/58歳/男性)

僕は宮城県に住む58歳の養護教諭です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


自由度の高さがメリットである一戸建て。所有している敷地内であれば、住まいの増改築や庭の改装も、自分の好きなように手を加えることが出来る。家族の人数が増えた場合や、ガーデニングを始める時にも柔軟に対応することが可能で、持ち主のわがままを叶えられる家と言える。他にも、メリットとして、隣家とある程度距離があることが挙げられる。そうであるからこそ、騒音を気にしなくて良いのである。多少の騒音は避けることは出来ないが、壁一枚で隔てられている集合住宅よりは、気を遣うことはないだろう。かかる費用がマンションより安いこともある。これは、マンションのように維持管理費や修繕積立金を支払う必要がないからである。このように、一戸建てのメリットは多くある。


では、一戸建てを購入した場合、その耐用年数はどれほどなのだろうか。購入したとなると、永住を見越していてもおかしくないため、需要な問題としてとらえることが出来るだろう。一般的に耐用年数は、短くても30年、長くて50年と言われている。これは、建てられた当時の価値観の左右される場合もあるらしく、「質より量」と言われていた時代につくられたものは脆い、という考えもあるようである。逆に、50年たってもまだ梁や柱がしっかりしている家も存在している。いくらお金を掛けて丁寧に作られていても、形あるものはいつか壊れてしまうものである。定期的なメンテンスを行うかで耐用年数も変化しそうではあるが、この場合、修繕費用は実費である。安全にかかわることでもあるので、作りのしっかりした家を選びたい。

新築マンションの購入にあたって、耐用年数がいかほどか気になる(福島県/書道家/59歳/男性)

僕は福島県に住む59歳の書道家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一生で一番高い買いも似になるといわれるのがマイホームの購入です。新築マンションの購入にあたっては、どれぐらいの耐用年数があるのか気になる人も多いことでしょう。一般的にマンションの耐用年数は50年程度という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。こうした数字はどこからきているかというと、資産の計算上、鉄筋コンクリート造の建物の法定耐用年数は47年と定められているところからきているといわれます。もちろんこの年数を超えたからといって必ずすぐに取り壊す必要があるわけではありませんし、また、必ずしもこの年数までまったくメンテナンスもしないで安全性が担保されるといったものではないという点は注意が必要です。


なお、これは建物本体の耐用年数ですが、一般的にコンクリートそのものよりも配管類の方が寿命が短いため、定期的な修繕計画に基づいて配管類の入れ替えなどを行う必要があります。どれだけ寿命を伸ばせるのかというのは、最初の施工の段階でしっかりとした施工がなされているかという点と、その後に適切な管理がなされているかという点が非常に重要になってきます。そのため。新築マンションの購入にあたっては実績のある施工会社かどうかという点も重視して物件選びをするとよいでしょう。実績のある大手の物件が必ずしも全て中小より優れているというわけではありませんが、何かトラブルが会った際の対応力や資金力という点では中小より大手の方が安心感があるというのも事実だといえるでしょう。

一戸建ての耐用年数はどのくらいなのか(宮崎県/プロブロガー/62歳/女性)

私は宮崎県に住む62歳のプロブロガーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


日本の住宅の耐用年数は30~50年と言われています。20年の差はとても大きいですが、この差はどこからくるのでしょうか。今取り壊しをされている建物と違い、現在建てられている住宅の方が柱や梁など、地震対策も施されている事もあってい以前よりも寿命が延びていると考える事が出来ます。マンションなどでは「ロングライフ住宅、100年住める」などと謳っている所もあるほどです。マンションでは修繕積立金を集めることで、マンションの共有部分については賄う事が可能ですが、一戸建てに住んでいる人は自分で修繕の予定を組み、費用を蓄えておく必要があります。必要な修繕、費用をキチンを把握しておくことで、住宅の寿命を延ばすことが出来るようになるのです。


まず、水回りについては10~15年が寿命とされています。但し、毎日使用する場所ですので、日々掃除を欠かさない事で耐用年数が伸ばす事ができます。排水管もマンションでは毎年業者が掃除に来ます。数年に一度は業者に頼んで掃除してもらうと、悪臭や詰まりなどの緊急の事態になる事を避けられます。外壁や屋根などの外装も10年ほどでメンテナンスが必要とされています。勿論、材質や塗料によってメーカーで目安とされている年数に違いはありますが、水回り同様、こまめに掃除をする事で自分の家の状態を把握しておくことはとても重要です。壁であればクラックが無いかどうか、玄関回りではタイルが割れたり剥がれたりしていないかどうか把握しておきましょう。費用は目安となる時期が近づいてきたら、相場を数社から見積り等をとって知っておく事をお勧めします。日頃のお手入れと、計画的な修繕や積み立てで大事なお家の寿命を延ばしましょう。

マンションの耐用年数は、専門家によっても意見はさまざま(東京都/国税専門官/56歳/女性)

私は東京都に住む56歳の国税専門官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの耐用年数は、専門家によっても意見はさまざまですが、一般的には40年程度と言われています。それは、マンションの老朽化等の影響が大きいとともに、老朽化が進むと設備の改修などに費用がかかっていくためです。マンションを維持管理する上で、維持管理費用が徐々に増えていき、建替えをしたほうが安くなるためです。後は、耐震性が低い物件については、より強度の高い耐震性が必要になり、建替えるケースもあります。法律等で耐震基準が変わるため、古いマンションの場合には、不安が大きいからです。実際には多くの物件が建替えを行うことになります。耐用年数が40年程度が平均となれば、非常に短いため、最近の物件は建替えまでの期間が長くなるような設計を行っているところもあります。


耐用年数が長い物件を見極めるために、住宅性能表示制度を利用することが重要です。基準に従いマンション選びを行うことで、耐用年数が長い物件を選ぶことができます。物件選びの際には、必ずチェックする基準値となります。具体的には、住宅性能表示制度には、劣化対策等級というものがあります。等級をチェックすることで耐用年数の見極めを行うことが可能となっています。等級は1,2,3とあり、等級3が建築基準法で定められた最低基準値となっています。次に、最新物件の想定年数をきちんと販売元に確認をすることです。どういった設計方針で作ったのか、長持ちさせるためにどういった技術を使っているのか等をきちんと理解した上で購入することが重要となっています。

一戸建ての耐用年数はどのくらいか(静岡県/左官/39歳/女性)

私は静岡県に住む39歳の左官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


耐用年数というのは、家として住むのに危険がなく安心して生活が出来る年数のことを指します。つまり、家の寿命年数です。新築で一戸建てを建てた場合には、一般的に耐用年数は30年前後と言われています。しかしこれは木造建築の場合であって、コンクリート建築の場合にはもう少し年数は伸びて40年前後と言われているのです。この違いというのは、建築の様式の違いにあります。使用状況にもよりますが、やはりどうしても木造の方が傷み方が早いのです。コンクリートなどの場合にはあまり心配のない、シロアリなどの害虫の被害を受けやすいのも原因の1つです。しかも現代の木造家屋というのは、昔のものよりも寿命が短いと言われているのです。


こうした平均的な耐用年数というのは存在しますが、実はこれは建築物除去統計という統計データがもととなっているのです。これは国土交通省が行っている建築動態統計調査というものの中の1つです。「建築物がどの程度で取り壊されているか」「年間の着工数はいくつか」というような調査が基準となっているのです。そのデータの数字からはじき出したものを、耐用年数として出しているというわけなのです。そのため、一般的に言われている耐用年数というのは絶対ではありません。あくまでも「平均」なのです。使用状況やメンテナンス、建築構造などにもよって家の寿命というのは変わってきます。そのため、100年近くも立派に家として稼動している物件も存在しているのです。

マンションの耐用年数は一般的に60年?本当??(熊本県/振付師/62歳/男性)

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マンションの耐用年数は一般的に60年と言われていましたが、実際のところは構造や住み始めてからのメンテナンスや修繕などの内容によっても変わってきます。一番影響が大きいと考えられることは、建物を支える鉄筋やコンクリートといった構造に関わる部分です。コンクリートにヒビなどが入ってしまえば鉄筋が錆びる可能性が高くなります。反対にコンクリートで厚く覆っていれば錆びつく可能性も低くなり、より頑丈な状態で長く居住することができます。仮にヒビが入ってしまってもメンテナンス対応が早ければ鉄筋を守ることができます。メンテナンスが遅れれば隙間から水分が侵入し、鉄を早く浸食してしまいます。このように構造とメンテナンスの両方が影響してきます。


コンクリートの質も大きく関わってきます。コンクリートにもヒビが入りやすいものと、そうでないものとがあります。コンクリートも建物を支えている重要な要素です。ヒビが入れば当然、耐久性が弱まります。例えば地震などでヒビが大きく入ってしまうケースでは構造と経過年数、地盤などの要因も絡んできます。しかし特に地震などがなかったとしても、コンクリートの水分割合によってヒビも入るのです。これは水分が年数と共に抜けてゆくことでコンクリートが収縮して起こる現象です。水分量が少なければ収縮も小さくなるためヒビも小さくなるのです。このように建物によって状況は異なってきます。一般的には30年から40年で建て替えらえることが多くなっているようです。

一戸建ての耐用年数は30年から50年(栃木県/社長/37歳/男性)

僕は栃木県に住む37歳の社長です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


30年というのが、一戸建ての耐用年数として考えられています。一戸建てにも、木造や鉄骨造、鉄骨コンクリート造という工法があり、その工法によって、耐用年数も変わります。近頃では、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の工法で一戸建てを建てる事も多くなり、その耐用年数も大幅に伸びています。こういった工法ならば、50年はもつと考えられています。木造でも、より強い構造で建てらていれば、長く住めるようになります。より安全に住めるようにと考えられた促進法もあり、とても寿命が長くなっています。この方法では、古くなったから全部壊してしまうのではなく、より長持ちをする家を造るという事を考えています。環境問題を考え、住宅取得費の負担を減らす事もできます。


そういった一戸建てには、色々な基準があります。劣化対策やバリアフリー性、耐震性や可変性等、9つもの認定基準をクリアしています。持続して使用できる期間が100年程もあり、1.25倍もの大きな揺れでも倒壊しない特徴があります。より安心して、長く住めるようにと考えらているのです。この耐用年数の長さは、その家の建っている場所の環境や状況によって、変わってくる事があります。竜巻が置きやすい場所ならば、風の力が強く当たります。雨の多い場所ならば、建物が多く濡れやすい状況になります。こういった面を考えて建てれば、より長い間、安全に住む事ができるのです。長く我が家と暮らすには、愛情を持つ事が大事で、定期的なメンテナンスを行う事が大切です。

マンションの耐用年数は構造によって違う(香川県/音楽評論家/26歳/女性)

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マンションの耐用年数は構造によって違います。鉄筋コンクリート造の建物は、平成3年10月まで60年となっていました。しかし、1998年に法定耐用年数が47年に変更されています。以前建てられたマンションは、排水管をコンクリートで埋め込んでいたため、劣化が進んでも取り替えることができず、取り壊すいがい方法がありませんでした。現在の建築では、設備配管類を埋設することはないでしょう。劣化の原因はコンクリートの中性化にあります。鉄筋の錆防止と補強が役目のコンクリートは、長い年月の間に中性化しそこに水が浸透することで、鉄筋の腐食が始まります。点検と修繕を行い、管理していくことが重要です。コンクリートが厚いほど錆びにくく、コンクリートの濃度が高いほど中性化する速度は緩やかです。


マンションの耐用年数は、耐震性能にも左右されます。住宅性能表示として耐震等級が1~3に分類されます。耐震等級1は平均的な寿命ですが、2、3と段階を踏むごとにその耐用年数も上がっていきます。十分な耐震設計を考えた建物は、安全なうえに長持ちする結果になります。80%以上のマンションが、最低限の表示となっていますが、後に起こる地震を想定すれば見直す余地は十分あります。100年以上耐用する建物も夢ではありません。50~60年と稼働し続けるマンションの存在もあるのです。安全性の高い建築物の構築は誰もの願いです。建物自体の質の向上も大切ですが、自分自身の健康を管理するように、住居を守り維持していく意識の向上が必要です。

一戸建ての耐用年数の問題(石川県/あん摩マッサージ指圧師/60歳/男性)

僕は石川県に住む60歳のあん摩マッサージ指圧師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを購入する際に気になるのが耐用年数の問題です。ローンを完済しきっていない時に住宅が寿命を迎えてしまったと言う事態は誰しも避けたいものです。一般的な定説として、住宅の寿命は30年と言う説があります。工法や壁の素材によっても異なるものですが、基本的にはよく聞かれる話です。何十年であれ、ものが日を経るに従って劣化するのは当然の理ですから、居住者は長く住まいを守るためにも定期的にメンテナンスしなければなりません。場合によっては補修やリフォームを繰り返すことによって一戸建ては長く維持されるものなのです。ちなみに基本的に建築物の耐用年数と言うのは、税法上の「経済的価値の寿命」を指すものであり、この場合は建物そのものの物理的な寿命とは関係ありません。


さて、一戸建ての耐用年数はもちろん使用建築素材によって変わるものです。コンクリートの寿命は約40年と言われていますが、このような素材で造っているのか木やレンガで造っているのかによっても大きく変わります。建造年月日が異なれば建築方法も異なりますので、建てた年月によって耐用年数が変わることも有ります。購入前の下調べは欠かせません。もちろん最近では耐用年数を延ばすために耐久性の高い家を造っている会社もあります。出来るだけ安心して一つの一戸建てで長く暮らしたいとお考えの方は、そのような一戸建てを探してみるのも良いでしょう。どちらにしても、持ち家を持つ上では管理を一手に担う責任が生じるものです。そこで自由に改装出来るのが家を持つ楽しみでもありますから、長く良く暮らすためには住人の努力が欠かせません。

あらゆる製品には耐用年数が存在するけど、マンションやアパートは?(石川県/電気工事士/58歳/男性)

僕は石川県に住む58歳の電気工事士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


あらゆる製品には耐用年数が存在しますが、マンションやアパート、一戸建ても同様です。一般にマンションの寿命は60年とされていますが、これは鉄筋コンクリート造りの建築物を資産計算する上で財務省が定めた法定耐用年数に由来しています。現在では、さらに短くなり47年とされていますが、実際にマンションの平均寿命は46年で、短いものでは築37年程度で立て替えられてしまいます。このように短いサイクルで立て替えられる原因としては、その構造体や設備の寿命に由来しています。一般的な鉄筋コンクリートの場合、鉄筋と表面までのコンクリートの厚みが、さまざまな条件により劣化し中の鉄筋が露出するのが60年と考えられています。配管などの設備は30年も経てば交換の時期になります。


耐用年数の長いことを謳っているマンションの場合は、工法の工夫により構造体の劣化がしにくい造りであったり、配管設備の管理や交換が容易に出来るようにしたりするなど、メンテナンスに配慮した造りになっているものです。特に資産として考える場合には、この耐用年数が大きなポイントになります。しかし、一方で長期間の耐用年数を謳っているマンションであっても、自然災害などによるダメージはまた別のものです。現代の建物では台風程度であれば、十分に耐えられる構造ですが、竜巻などの突風では大きく破損することがあります。また湾岸部であれば塩害にも注意が必要ですし、大規模地震などによる破損もその寿命を縮める一因となっています。