「共用部分」タグアーカイブ

マンションの専有部分と共用部分について(新潟県/ビデオジョッキー/69歳/男性)

僕は新潟県に住む69歳のビデオジョッキーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する場合に知っておいたほうがいいのが、マンションにおける専有部分と共用部分の違いとその意味です。まず知っておくべき事の一つにマンションのような区分所有建物には専有部分と共用部分の二つからなっているということです。まず専有部分についてですがこれは区分所有権の目的となる部分で、つまりは購入した部分の事で購入者の所有物となる部分の事です。次に共用部分ですが、これは基本的には専有部分以外の部分になります。場所でいうならばエントランスホールや廊下、階段、エレベーターなどや専有部分となりうる部分に属さない建物の付属物などがそう定められています。なぜ知っておくべき事なのかといいますと、これらは区分所有者全員が共有しているものですので勝手に何かを変更してはいけないからです。


例えばエレベーターや階段の使用には制限などはありませんが、専有部分でない部分(廊下や階段など)に自転車や荷物など個人的なものを置く事はしてはいけません。また、エレベーターなど用途に従った使用の仕方をしていた場合でも何時間も独占していたり他の区分所有者の迷惑になるような行為での使用も認められません。また、共用部分については一定の制限を設けることができるのも特徴です。例えば、屋上の使用には前もって申請が必要な事にするなど。このように区分所有者でルールを決める事もできます。しかし、あくまでルールであるため用法に従った使用方法であればそれらを禁止することは出来ません。共用部分とは区分者全員で共用しているものであって、自分勝手な使用や許可なく変更、専有することは出来ないという事を知っておかなければなりません。でなければ他の区分所有者の方とのトラブルの元なりかねません。

マンションの専有部分と共用部分について(千葉県/航空従事者/73歳/男性)

僕は千葉県に住む73歳の航空従事者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの中は専有部分と共用部分の2つに大きく分けられます。専有部分は購入した人に所有権があるスペースで、その大部分が部屋の中にあたります。構造的にも利用上も他の部分と独立している必要があり、天井や壁、ドアなどにより区切られています。一方で共用部分は専用部分以外となりますが、法定部分と規約部分に分けられています。法定部分は玄関ホールやエレベーター、階段、廊下などで、入居している人全員が共通で使用できる部分のことを言います。規約部分は本来は専有部分とされるものですが、倉庫や管理室、ゲストルームなど主に入居者以外の第三者が利用する為の部分です。しかし、実際には専有部分と共用部分の区別が難しい部分もあるようです。


その他では専用使用部分と言うものがあり、これは共有で使用する部分でありながら特定された所有者のみが使用することができる部分で、バルコニーや駐車場、部屋の専用に設けられている庭などが該当します。専用使用部分の管理は、使用している特定の所有者がおこなう必要があり、整理、清掃をしなければいけません。共用部分を変更する場合には、不動産会社の決議によって決定されます。決議には普通決議と特別決議に分けられ、計画修繕工事やバリアフリー工事など構造上大きな変更が無い場合は普通決議によって決められます。また、駐車場の増築や大幅な耐震改修工事など比較的大規模な工事となる場合又は使用用途が大きく変わる場合は、特別決議によって決められます。

マンションの専有部分と共用部分について(岐阜県/カラーコーディネーター/46歳/男性)

僕は岐阜県に住む46歳のカラーコーディネーターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションは集合住宅であるが故に、きちんと区分を明確にしておく必要があります。それが共用部分と専有部分です。マンションを購入した場合には、購入した部屋の内部は専有部分であり、所有者が個人の判断でリフォームや譲渡を行うことが出来ます。それに対して、専有部分以外の建物やその付属部分の事を共用部分といいます。敷地に関しては共用部分に含まれません。共用部分に関しては、個人が好き勝手することができず全体で管理を行うことになります。この二つの区分の違いについては知っている人も多いのですが、どこからどこまでが専有部分であるのかは曖昧である人が多いです。そこで、ここではもう少し、こられの違いについてを説明していきます。


まず、専有部分は部屋の内部が含まれると言いました。これが単純なようで意外とややこしく、まず、ベランダは部屋の内部ではなく、専有部分ではありません。ただ、誰でも自分の部屋のベランダにやってきて、好き勝手できる訳ではなく専有使用権という権利が設定されております。そのために、部屋の所有者が使うことが出来ますが、専有部分ではないために、何でも自由に出来るという訳ではなく、非常時の通路を荷物で塞いだりしてはいけません。部屋の壁などについても問題が出てきます。内部の表面的な部分に関しては、部屋の所有者が自由にできますが、外側の部分はそういう訳にはいきません。この様に意外とややこしいので、リフォームなどをするときには十分に気をつける必要があります。

マンションの専有部分と共用部分について(奈良県/動物管理官/20歳/女性)

私は奈良県に住む20歳の動物管理官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションには、購入すると所有権が自分のものになる専有部分と、その分譲マンションを購入した人たちが共同で使用する共用部分があります。専有部分となるのは、購入した部屋の中すべてのものとなります。リフォームなども、部屋の中であるならば自由に行うことが可能です。ただし、規模の大きいリフォームで、設備全体に影響がでるような場合には、相談が必要となります。共用部分は、マンションの廊下やエントランス、エレベーターなどがあります。全員が共同で所有している形になっているため、勝手に工事をしたり、物を置いたりすることはできません。ちなみに、ベランダを専有部分と考える人も多いようですが、実は共用部分となります。しかし、この部分だけは個人が物を置くことなどが許可されています。


共用部分のメンテナンスや故障などによる修理は、管理組合や委託された管理業者などが行います。発生する費用は修繕積立金などから支払われます。メンテナンスを行う業者を決めたり、メンテナンスを行う時期などに関しては、管理組合が決定をしますが、管理業者があらかじめスケジュールを組んで提示してくることもあります。マンションの価値を維持するためには、このメンテナンスが重要となります。ですから、マンションを購入する際には、このようなメンテナンスがしっかりと行われているかどうかを確認して購入することも大切です。専有部分と共用部分とは、常にセットで売買が行われます。どちらか一方だけを売却したり、融資の担保として利用することはできません。

マンションの専有部分と共用部分について(岡山県/アスレティックトレーナー/44歳/女性)

私は岡山県に住む44歳のアスレティックトレーナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションは、個人の資産になるため一戸建てと同じように自由にリフォームすることができる専有部分があります。専有部分は、玄関のドアの内側からバルコニーの手前までです。浴室やトイレやキッチンや居室などです。しかし、マンションの場合には共用部分もあるので、他の居住者に迷惑がかからないように注意が必要です。リフォームする場合には、専有部分でもマンションの管理規約に従って行うことが大切です。部屋の内側の壁や天井の表面仕上げ材の張替や塗り替えは自由にできます。また、室内のドアの建具の変更の自由です。玄関のドアは、内側は専有部分になるので内側のドアの色を変えることはできますが、外側の色を変えることはできません。


共用部分は、自由にリフォームできません。共有部分は、各戸の外の廊下や階段などです。他にも、屋根や外観なども共用部分になります。また、部屋の窓やサッシは、共用部分になるため、リフォームすることができません。ベランダには、物置を置いたりすることもできません。基本的に専有部分は、自分の希望に合わせてリフォームすることができます。しかし、専有部分でも部屋の間取りを変更する場合などは、構造の問題などもあるので注意が必要です。水回りのリフォームも配管の工事が必要になってくるので、自由にできない場合もあります。居住者みんなが気持ちよく住むことができるように、専有部分をリフォームする場合でも周りの部屋の人に許可をもらうと良いです。

マンションの専有部分と共用部分とは(福井県/テクニカルディレクター/62歳/女性)

私は福井県に住む62歳のテクニカルディレクターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションには専有部分と共用部分があります。初めてマンションを購入する人には聞き慣れない言葉かも知れません。区分所有法という法律で専有部分については以下のように定義されています。「専有部分とは、一棟の建物のうち構造上区分され、独立して住居、店舗、事務所又は倉庫その他の建物としての用途に供することが出来る数戸の建物の部分」との事。それに対して共用部分は、専有部分以外の建物の部分、専有部分に属しない建物の付属物及び規約により共用の部分とされた付属の建物をいいます。まず専有部分以外の建物の部分ですが、法律で定められた廊下・階段室・エレベーターなど所有者の共用として供される建物の部分と、規約によって専有部分となり得る部分を共用部分と定めたものがあります。


規約で定められたものとしては、管理人室・住民共同の集会場などを指します。また、専有部分に属しない建物の付属物、建物に付属し効用上建物と不可分の関係にある電気の配線・ガスや水道の配管・冷暖房設備・消防設備・昇降機なども共用の部分と規定されています。また物置・倉庫・車庫等のマンションの付属の建物などは、共用の部分と一慨に言い切れませんが、規約によって共用の部分となり得ます。このように専有部分と共用部分については、区分所有法という法律で定められています。しかし、マンションの構造はそれぞれ違う為、法律の規定だけでは専有・共用の区別はつきにくい場合もあるかと思います。疑問に思ったら、購入時に販売会社にそのつど聞いてみるのも良いかもしれません。

マンションの専有部分と共用部分との違い(京都府/樵/39歳/男性)

僕は京都府に住む39歳の樵です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


この違いを明確に理解している方は意外と少ないでしょう。分譲マンションは区分所有ですから、専有部分と共用部分からなっていて、それ以外の部分はないのです。言い換えれば、専有部分以外は全て共用部分と捉えることができます。まず専有部分ですが、区分所有権のある建物の部分を指しています。分譲マンション購入時のまさに購入した部分で、買い手の所有権を行使できるエリアです。例えば、代官山マンションの301号室、という具合です。具体的には、当該マンションの管理規約で専有部分が定められていますから、自ずとその他の共用部分が明確になります。次に共有部分ですが、エントランスホール、外部廊下、エレベータ室、階段室などの専有部分以外の建物部分、およびエレベータ篭、貯水槽、集合郵便受などの専有部分には属さない建物附属物からなります。ちなみに敷地は含まれませんから、注意してください。


それでは、共用部分は居住者が勝手に自由に使って良いのでしょうか。原則はマンションの区分所有者全員の共有資産ということになっていますから、このように考える方も当然いらっしゃいます。結論から言えば、その共用部分の本来の用法に沿っていれば、区分所有者は自由に使用して良いのです。例えば、外廊下ならば通行目的で自由に歩くことができますし、階段ならば昇降目的で自由に利用することができます。エントランスホールは区分所有者ならば何時でも出入りは自由です。逆に言えば、本来の用法に反する行為は認められないことになります。例えば、外廊下に布団を干す、階段で楽器の練習をする、エントランスホールで自家菜園の農産物を販売する、これらは当然許されないことになります。

マンションの専有部分と共用部分(宮城県/相場師/43歳/男性)

僕は宮城県に住む43歳の相場師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションなどの集合住宅では、共用部分については自分たちだけの所有権が認められません。住民全体で管理する所有権を持っていることになります。法律上は、共有持分(所有権を共有する形)になります。この共用部分についても、各住民は持分に応じて自由に利用出来るのが原則です。例えば、エレベーターや廊下、ホール部分などです。これに対し、各住居のバルコニーや専用庭などは、共用部分ではありますが、他の住民が自由に使えては困ってしまいます。そこで、バルコニーなどについては、共有(所有権は住民全体のもの)だが、住民全体の合意を以って、その部屋に居住する者が独占的に利用出来る旨を予め決めているのです。具体的には、管理組合の規定などで定めます。


では何故、バルコニーや専用庭も専有部分にしないのか、との声も耳にすることがあります。確かに通常はその住居の住民だけが利用していても不都合はないでしょう。しかし、集合住宅では火災や地震で非難が必要になった際に備えて、隣家のバルコニーを通過する非難はしごを設置することが多いのです。これを平時から設置するためには、バルコニー等を専有部分とするわけにはいかないといった事情があります。また、リフォーム時などに問題になるのが、専有部分と共用部分の境界です。例えば、隣室との境の壁や天井、床はどうでしょう。これらについては原則的に、共用部分で、自室に面した表面部分だけが専有部分であるとの説明が分かり易いでしょう。つまり、天井や床に穴を開ける必要があるリフォームの際などには、予め管理組合の許可を得ておく必要があります。

マンションの専有部分と共用部分(福岡県/起業家/68歳/男性)

僕は福岡県に住む68歳の起業家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションという建物には、専有部分と共用部分という二つの区分があり、これ以外の部分というものは存在しません。マンションを購入して、オーナーになるということは、専有部分と呼ばれるお部屋を購入した上で、共有持分権という権利も一緒に獲得し、その権利(持分)に基づいて、廊下やエントランス等の共用部分を利用するという理屈になってきます。専有部分というのは、ざっくり言ってしまうと、マンションの各お部屋の空間部分であり、この部分については、基本的に、各自が誰にもはばかることもなく、自由にこれを利用することができます。法律上は、構造上の独立性と利用上の独立性という二つの条件を満たした建物の部分について、独立した所有権の目的にできるとされ、これが専有部分と定義されます。


今、紹介した専有部分以外の建物の部分は、全て共用部分となり、この部分については、いかにマンションのオーナーと言えども、勝手に何かを壊したり、構築物を設けたりすることはできません。専有部分ではないところで何らかの造作をする場合などは、全て管理組合という組織の意思決定機関である総会に諮り、合議制で問題を解決していかなければなりません。あまり知られていませんが、玄関ドアさえも共用部分(より正確に言うと、専用使用権のある共用部分)になりますので、勝手に色を塗り替えたり、模様替えをすることは違反行為になります。玄関ドアに限って言えば、内側の塗装部分のみが専有部分となりますので、内側の塗装については、各自で自由に塗り替えたりできるという理屈になります。この辺のことは、あまり知られていませんが、重要なポイントですので、マンションを購入するときなど、よく覚えておいて下さい。

マンションの専有部分と共用部分(香川県/ファンドレイザー/53歳/女性)

私は香川県に住む53歳のファンドレイザーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションでは区分所有と言う考え方が基本ですから、購入者は玄関のドアから内部の部分が購入できる専有部分となります。専有部分の範囲に関しては誤解が生じているケースもありますし物件によって異なることもありますが、基本的には外壁に面する壁までの範囲となります。ですからベランダやバルコニーに関しては専有部分からしか出入りできませんが、通常であれば共用部分となります。専有部分に関しては購入者が自由に手を加える事が可能ですが、共用部分に関しては基本的に個人が自由にできないのが普通です。もちろんベランダやバルコニーに関しても専有部分ではありませんので、許可無く手を加える事はできませんし許可がでないケースも出てくると言えます。


専有部分は玄関のドアから内部となりますが、玄関ドアに関しては共用部分となるため自由に交換や補修ができない部分となります。マンションでは管理組合を設置して共用部分の管理を行っていますので、管理組合が定める規約により購入者が手を加えても良い範囲が定められているのです。マンションでは鉄筋コンクリート造が多い構造となりますが、壁式構造の場合には専有部分の中に耐力壁が設けられている場合があります。耐力壁は構造上重要な部分ですから、専有部分の中にあっても居住者が自由に手を加える事ができないのが普通です。最近ではリノベーションを目的として中古物件を購入する人が増えていますが、リノベーションによって間取りを変更する場合でも、耐力壁がには手を付けることができないため間取りの変更にも制限があるといえます。

マンションの専有部分と共用部分(富山県/通信士/55歳/男性)

僕は富山県に住む55歳の通信士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションに今現在住んでいる人も、これから購入を考えて物件を探している人も分かっているようで実はあまり分かっていないのがマンションの専有部分と、共用部分の区別です。これはとても重要なことで、この知識があいまいなままだと思わぬトラブルを起こして責任を取らなければいけないことになり余計な出費やご近所との関係がギクシャクしたりします。では専有部分と共用部分の違いなのですが専有部分以外は共有部分であると考えられます。しかしその専有部分の考え方が微妙であり、内壁説・壁心説・上塗説と3通りの考え方があります。内壁説は室内の壁までが専有部分であり壁自体は含まれないので壁紙の張替えなどもできません。壁心説は壁の中心までを専有部分とするのでボルトなどを打ち込んだり出来ます。上塗説は内壁説に似ていますが壁の表面は専有部分とされるので、壁紙の張替えなどを自由に行うことが出来一般的にはこの説が有力です。


上塗説をもとにさらに詳しく見てみると、ドアの部分に関してはドアの外側は共用部分で内側は専有部分となりドアの外側を勝手にペンキなどで塗ったりすることは出来ませんが内側なら好きに塗っても大丈夫です。水道などでも中にある部分だけは専有部分なので蛇口の交換なども自由に出来ます。マンションの廊下などにベビーカーや折りたたみ自転車などをおいている家庭もありますが廊下は共有部分なので実はこのようなものを置いてはいけません。ベランダなども専有部分ではないのですが普段は独占的に使用できる契約になっているのでベビーカーや折りたたみ自転車などを置いても大丈夫ですが火事などの時にじゃまになることがあるので気をつけましょう。これ以外にも専有部分と共用部分の区別はまだたくさんあるのでしっかりと調べてあとで問題を起こさないように気をつけましょう。

マンションの専有部分と共用部分(熊本県/軍人/45歳/女性)

私は熊本県に住む45歳の軍人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入すると室内が専有部分となりますが、共用部分との境目の判断が難しくなります。マンション標準管理規約や法務省が提示している資料で採用されているのは「折衷説・上塗説」というもので、躯体部分は共用ですが上塗り部分は専有なので壁紙などを張り替えたりすることが可能になります。その他の説としては「内法説」と「壁心説」というものがありまして、コンクリートの壁の内側のみ専有できるというものと、壁の厚みも全て専有部分だというものです。「内法説」ですと空間だけが専有部分となってしまい、壁や床そして天井などを自由に調整できなくなりますし、「壁心説」ですと壁自体を取り払うことができてしまいますので実情に適合しません。


そのため「折衷説・上塗説」が一般的ではありますが、各マンションの状況に合わせて活用されています。共用部分については毎月支払う管理費から清掃費などが捻出され、維持されていくことになります。その他にはマンションの玄関やエントランスの壁なども共用ではありますが、景観を保たなければならないので自由に張り紙をしたりアレンジを加えたりすることはできず管理されています。配線や配管も自由に交換できてしまうと治安の維持が守られませんので、管理組合などの許可がなければ工事をすることができません。マンションの1階に面した庭やベランダは専有部分ではなく専用できるという権利を有するものですので、改良するには共用部分と同じく申請が必要なケースが多いです。

マンションの専有部分と共用部分(島根県/詩人/66歳/女性)

私は島根県に住む66歳の詩人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの専有部分に属していない部分は、全て共用部分にあたります。しかし、素人には専有部分なのか共用部分なのかを見分けるのが非常に難しい部分が多々あります。たとえば各居室に設置されている自動火災報知器などは専有部分にあたります。しかし、感知した信号を伝えるケーブルや制御装置などについては、たとえ室内に設置されていたとしても共用部分と同一の取り扱いがされているケースがよくあります。なぜかと言いますと、これらは他の共用設備と構造上一体化されている場合が少なくないためです。マンション全体で仕様等を統一しておく必要があるために、自由な変更を認めるのは不適当であると考えられる場合が多いです。そのため、専有部分でありながら一定範囲内の制限を受けざるをえなくなっています。


一方、窓ガラスや窓枠、玄関扉などは共用部分とされています。壁の内側は専有部分にあたりますから、室外と室内の仕切りである窓ガラスや玄関扉についても専有部分にあたるのではないかと考える人が少なくありません。しかし、窓ガラスや玄関扉等を各居住者が自由に変更できることになってしまうと、マンションの外観に大きな影響を与えます。窓枠や玄関扉がてんでバラバラな状態になっていると、建物としての統一的な美しさが損なわれてしまいます。それは資産価値の低下に結びついてしまいますので、区分所有者の共同の利益に反します。したがって、たとえ防犯上の不安から早急な交換工事を希望していたとしても、独断で工事することはできず、管理総会に諮る必要があります。

マンションの色々な共用部分について(佐賀県/コピーライター/27歳/男性)

僕は佐賀県に住む27歳のコピーライターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入すると、専有部分である自分の部屋だけでなく、購入者全員に利用する権利がある共用部分を使えるようになります。共用部分は、言い換えるとそのマンションに住む全員のものと言えます。そのため、ルールを守って大事に利用することが大事になります。どのマンションにもある基本的な共用部分としては、玄関のエントランス・階段・エレベーター・廊下・ゴミ捨て場などが挙げられます。また、個人の専有部分に続いているバルコニーやベランダも共用部分に分類されることになります。災害などの時に避難スペースとして利用されることがあるためです。そのため、通行を妨げるような物を置いたり、勝手に改造したりすることは禁止されています。


マンションによっては、ユニークな共用部分も設置されています。ホテルのようなコンシェルジュサービスがついている物件では、きめの細かなサービスを堪能することができます。また、ファミリー向けの物件の場合には、キッズルームや洗車スペースなどが設置されていることもあります。ペットが飼える物件の場合には、散歩の後に重宝する足洗い場や他のペットたちと触れ合うことができるドッグランなども設置されています。その他、スポーツジムや温泉、プール、シアタールームなど、エンターテイメント性の高い娯楽施設が併設されている場合もあります。高級マンション程、こういった贅沢な設備が整っています。こういった設備を維持するために管理費の支払いが義務付けられています。

マンションの色々な共用部分について(鹿児島県/地方議会議員/61歳/女性)

私は鹿児島県に住む61歳の地方議会議員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの共用部分と言えば、階段やエレベーター、ゴミ捨て場などが挙げられますが、高級マンションになると、エンターテイメント性が高い共用設備が整っていることがあります。入居と同時に毎月の管理費も支払うことになるため、入居者であれば誰でもその共用部分を利用する権利があります。具体的にどのような設備があるのか、以下にいくつか例を挙げていきます。まずは、マンションの顔とも言えるエントランスについてです。高級な物件であるほど、豪華なロビーやラウンジが整っています。ラウンジには、入居者とその来客が自由に利用できる椅子やテーブルも備わっているため、住居スペースに入れたくない来客があった場合に、縁側感覚で利用することができます。


また、物件によっては1階部分にコンビニやスーパーなどの共用施設が入っている場合があります。建物の中に出ることなく簡単な買い物を済ますことも可能です。その他の便利な設備としては、宅配ロッカーがあります。昼間に留守がちで宅配便を受け取れないという場合に重宝します。日常の疲れを癒せる設備としては、温泉やプール、フィットネススタジオなどがあります。管理費に含まれる利用料を支払うことで、いつもで好きな時に利用することができます。また、予約をすれば利用できるパーティールームやゲストルームが完備されているマンションもあります。共用施設は建物内部だけではありません。散歩や運動に最適な公園なども併設して作られています。

マンションの購入ポイント「共用部分」(京都府/測量士/74歳/女性)

私は京都府に住む74歳の測量士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古のマンションを購入しようとする場合、お得なマンションを探すためのポイントというものがいくつか存在します。その重要なポイントでありながら、あまり知られていないポイントの一つにマンションの共用部分の管理状態というポイントがあります。マンションという一つの建物は、専有部分と共用部分という二つのスペースから構成されています。これを購入しようとする場合、ついつい自分の住むお部屋、つまり専有部分の方にばかり気を取られがちで、部屋の間取りや手入れの状態といった点に目が行きがちですが、10年あるいは20年先を見据えた物件の資産価値というものを考えた場合、各区分所有者全員で管理を行う共用部分の管理というものが極めて重要なことはあまり知られていません。


ここでのポイントはマンション管理組合でそれまで積み立ててきた修繕積立金という家計に例えれば貯金に相当するものが一体どれくらい保管されているのかという点と、これまでの日々のメンテナンスの状態、つまり修繕履歴がどうなっているかという点です。これは、私たち人間の体の手入れと同じことが言えますので、容易に想像頂けるのではないかと思われます。建物は、竣工と同時に劣化が進み、年月を経るほど、メンテナンスにお金が必要となってきます。したがって、そのメンテナンスに必要となるお金(修繕積立金)がしっかり蓄えられていて、かつこれまでキチンと必要な修繕工事を行ってきた物件こそがお得な物件と言えます。この点は、大事なポイントですので、物件を購入する前に不動産屋から資料をもらって、確認しておくようにして下さい。

マンションの共用部分豆知識(宮崎県/ケアワーカー/40歳/女性)

私は宮崎県に住む40歳のケアワーカーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンション(区分所有建物)は、専有部分と共用部分とから成り立っています。共用部分は持ち分割合に関係なく、その用法に従って住人は使用することができます。例えば、廊下は通行する目的で、エレベーターや階段は、目的階へ移動するために、回数の制限もなく使用できます。しかし、用法に従うという点が重要となり、用法に従わない使用は許されません。自転車や傘、宅配ボックスを廊下に置くことは許されません。共用部分の管理は、マンションの住人である区分所有者が全員で行い、管理に要する費用は、共用部分の持ち分割合に応じて、区分所有者が負担することになります。マンションでは、管理規約によって、専有部分が定められているために、共用の部分が明確になるというわけです。


実は、意外に思われる方も多いのですが、ベランダやバルコニー、専用庭までもが共用部分となります。これらは、全区分所有者の合意のもと、特定の居住者が専用で使うことが、認められているものとなります。ゆえに、ベランダに物置を設置したり、タイルを敷いたりすると、管理規約違反になるケースもありますので、注意が必要となります。また、窓やサッシ、玄関のドアも共用の部分となります。ゆえに、勝手に取り替えたりすることはできません。専有部分を囲む壁や床、天井を形造るコンクリートそのものはも専有部分ではありません。例えば、そのマンションの隣り合う2住戸を所有していて、壁を取り除いて1戸として使いたいと思っても、それはNGとなります。

マンションの共用部分を正しく理解する(青森県/芸妓/58歳/男性)

僕は青森県に住む58歳の芸妓です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションには共用部分と専有部分の二箇所が存在していて利用の際には注意する必要があり、特に買って後で自分専用だと思い込んでいると痛い目に合うこともあります。専用部分とは個人が自由に使って良い場所であり管理に置いても個人に一任されていますが、共用部分は同マンションに住む人全ての共有財産でもあるので管理などでも皆で行っていく必要性が出てきます。ただ共用部分は個人が好き勝手に出来ないという制限もあってしかも分かり難い物も実は入っているなど、前もってしっかりと調べておかないとトラブルとなる様な側面も持ち合わせています。特に玄関や窓と言った物も範囲に入ってくるので勝手な変更や損傷は認められないので十分に注意する必要があります。


通路などの様な物は分かりやすい例だと言えますが、配管や電気線といった物も実は共用部分なので迂闊な変更や工事にはトラブルが潜むと考えていいでしょう。こう言った危険性を避ける意味でもハッキリと知っておく事は勿論のこと購入前等に担当者らと十分に説明を受けるべきであり、出来れば一緒になって確認する作業を行うと確実だと言えます。それでも油断しては行けないのが管理側との認識のズレであり、もしかしたらどちらかが間違った解釈をしている事もあるのでやはり事前の話し合いは周囲も含めてやっておいた方が良いと言えます。またこの辺を把握せずに逆に共有部分に関してやる必要の無い修繕費を自腹で出すなんて事にもならない様、しっかりと見極めるようにしましょう。

マンションの共用部分を正しく利用していく(福岡県/トレーナー/57歳/男性)

僕は福岡県に住む57歳のトレーナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションはいわゆる集合住宅なので、たくさんの人たちが住んでいます。1つの部屋には、1世帯や2世帯などの何人もの人たちが住むところもあります。そんなたくさんの人たちが出入りするマンションのエントランスは、みんなが利用するということで共用部分となります。エントランスには郵便受けや自動ドアなどがあり、それらも共用部分になるのできれいに扱うことはもちろんですが、乱暴に扱って壊したりしないように大切にしていかないといけません。もし自動ドアなどの設備が故障した場合は、他の人たちのためにも速やかに管理会社に連絡する必要があります。次にエレベーターが設置されているマンションでは、事故や故障などがないように定期的にメンテナンスが行われています。


そんなエレベーターもマンションの共用部分となり、みんなが気持ちよく利用できるような心掛けが大切です。ごみを勝手に捨てたりすることは厳禁ですが、ペットを連れたままの乗車はエレベーター内を汚してしまう可能性があるので、そういったことも控えるなどの注意が必要になってきます。またそれぞれの階にある廊下や階段も共用部分にあたるので、勝手に荷物などを置いたりして他の人たちの歩行を妨げてはいけません。マンションでは、自分の部屋である専用部分とみんなが利用する共用部分の区別をしっかりつけて、迷惑のかからない利用が求められます。管理会社や住んでいる人たちによる組合などで、利用しやすい対策を行っていますので、いつもきれいで便利で快適な空間をみんなの心掛け次第で維持していけるのです。

マンションの共用部分や専有部分の利用制限(山形県/塾講師/49歳/女性)

私は山形県に住む49歳の塾講師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションは、1つの建物の所有権を複数の人が同時に持つという特殊な所有形態が取られています。そのマンションを介して一種の団体を構成することになりますので、区分所有権にはその性質に由来する成約が内在しています。原則的に専有部分に関しては自由に使用したり処分したりすることができることになっていますが、他の居住者の共同の利益に反するような行為は認められません。具体的にはリフォーム工事の方法や楽器演奏の時間帯、ペット飼育の可否などについて、何らかの制約が定められているケースが多いです。また、住宅としての使用はオーケーだけど、事務所として使用するのは認めないという制約もよく見られます。要するに、他の区分所有者に迷惑がかからない範囲での自由が認められていると言うことができます。


一方、共用部分についても同様な制約が存在します。具体的には、エレベーター内への自転車の持ち込み禁止や、外廊下に傘立てなどを置くことの禁止、屋上への立ち入り制限などをあげることができます。ただし、原則的に各区分所有者は共用部分をその用法に従って使用する権利を有していますので、使用を完全に禁止することはできません。制限規定を規約に設ける場合にも、その制約に合理性や妥当性、衡平性があることが求められることになっています。また、マンションの共用部分の管理責任は区分所有者全員にありますので、管理のために必要となる費用については、各人がその持分割合に応じて負担することになります。つまり、毎月支払う管理費でまかなわれるということになります。