「共用部分」タグアーカイブ

マンション共用部分の専用使用権(岡山県/テレビプロデューサー/20歳/女性)

私は岡山県に住む20歳のテレビプロデューサーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一般的にマンションのバルコニーや屋上、外壁等は共用部分とされています。共用部分ですから、区分所有者全員に持分割合に応じた使用権があるのが原則ですが、実際には特定の区分所有者によって排他的に使用されている場合が多いです。わかりやすい例がバルコニーや専用庭などです。バルコニーや専用庭へ出るためには、そのバルコニー等に接している専有部分を通る必要があります。したがって、現実的にはその専有部分の所有者しか使用することができません。なぜ、他の区分所有者の権利を制限して特定の人が排他的に使用できるようになっているのかと言いますと、専用使用権という債権的権利が付与されているためです。この権利は規約で明確に定められているはずですから、堂々と独占的に使用することができるのです。


この専用使用権が付与されるのは、特定の区分所有者だけに限られているわけではありません。具体的には第三者に対して屋上や外壁の専用使用権を与え、広告看板等を設置させることも可能です。マンションとしては、第三者から使用料を徴収することができるようになりますので、その収益を修繕積立金などに加えることができるというメリットがあります。ただし、これらの専用使用権はあくまでも債権的権利にすぎませんので、物件である区分所有権に対抗することができない場合もあります。たとえば、バルコニーを本来の用法の一つである避難経路として使用しようとする者まで、専用使用権を盾に排除するようなことはできません。また、新たに専用使用権を設定する際には、区分所有者全員の合意が必要となります。

マンション共用部分の常識を持とう(鹿児島県/司書教諭/25歳/男性)

僕は鹿児島県に住む25歳の司書教諭です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションに住む上で忘れてならないのは、マンションには専有部分と共用部分があるということです。その堺は非常に細かく分かれていて、契約時に充分書面を読んで頭に入れておかないと、他の住民の方から苦情が出かねません。何も難しく考える必要はなく、契約時に書かれてあることは忠実に守りさえすればよいだけです。例えば配管などは水を流す所ですので、全ての部屋につながっていることから入居の時に洗濯機を深夜・早朝には回さないで下さいのような決めごとがあるかもしれません。マンションの作りによって、水の流れる音が他の部屋に響いてしまうこともありますので物件を選ぶ時はその辺の確認も大切ではないでしょうか。水を使う時間帯の制限があると、それは生活しずらいものとなります。


いろんな方が住みあうマンションですので、どういう苦情がきても対処しやすいように、共用部分と専有部分の境目だけは把握しておく方が無難です。専有部分であっても、互いの生活の中では譲り合う必要のあることが出てくるかもしれません。共有部分の管理については、管理会社が行うのが通例ですので、そこでのトラブルは管理人から管理会社へという流れになります。住民が共同で使う玄関などに、私物を置いて通行の邪魔になるようではクレームを受けるのは当たり前のことですし、その周辺での大きな音が響くような行為も慎むようにするなど、他の方に迷惑をかけないという姿勢で暮らしていれば、どこのマンションに住まれても心配はないと思われます。

マンション共用部分の考え方(岐阜県/ストリートミュージシャン/38歳/男性)

僕は岐阜県に住む38歳のストリートミュージシャンです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションのどこまでが専有部分で、どこからが共用部分にあたるのかという問題は、実はなかなか複雑です。たとえば、マンションの壁や床、天井などの部分にだけ着目して考えてみた場合でも、説が3つに分かれています。1つめは、共用部分説もしくは内法説と呼ばれる説です。この説によれば、壁・床・天井の全てが共用部分ということになり、専有部分は境界部分によって囲まれている内側の空間部分のみということになります。この説に立つ場合には、壁紙の張替えも自由に行うことができなくなってしまいますので、実情にそぐいません。2つめは専有部分説もしくは壁心説という説です。この説によると壁の厚みの中央までが専有部分になり、壁内部の工事も行うことができるようになります。しかし、建物の維持管理を考えると不適切であると言われています。


現在主流となっているのは、折衷説もしくは上塗説と呼ばれている説です。この説によるとマンションの躯体部分、つまりコンクリート部分は共用部分にあたりますが、表面は専有部分の範囲に含まれるということになります。この説を採用している限り、各居住者は自由に壁紙の張替えを行うことができますので、部屋の居住性能や建物の維持管理の観点から最も妥当な説であると言われています。実際に、数多くのマンションが折衷説に依拠した管理規約を作成していますし、法務省もこの説に依拠した形での指導を行っています。ただし、多くの分譲業者が、管理規約には折衷説を採用する一方で、販売するマンションの床面積の表示には専有部分説を採用するといった変則的な取り扱いを行っています。

マンション共用部分の管理の負担について(新潟県/航空機関士/50歳/女性)

私は新潟県に住む50歳の航空機関士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションは、専有部分と共用部分に分けることができます。マンションを購入した所有者が自由に使用することができるのは専有部分のみというのが原則です。ただし、共用部分であったとしても、専有使用権を持っている場所については例外的に独占的使用が認められています。具体的には、バルコニーや玄関扉、窓ガラス、専用庭、屋上テラスなどがこれに該当します。これらは全て共用部分に該当しますが、管理規約において専有使用権を設定することが認められています。管理規約で定められている以上当然のことながら独占的に使用することが認められるわけですが、社会通念に則ったごく普通の方法での使用が認められているにすぎません。なぜかと言いますと、その所有権がマンション所有者全員の共有に属しているためです。


また、自由に使用できる代わりに、通常使用にともなう管理の責任は、専有使用権を有している者が負うことになっています。一般的に、共用部分の管理責任は管理会社が負うことになっていますが、専有使用権が設定されている場所については取り扱いが変わります。つまり、日常的な清掃を行うのは専有使用権を有している所有者ということになりますし、管理のために発生する費用もその者が負担することになります。たとえば、使用している中で専用庭に敷き詰められているタイルが割れてしまい、その修理を行うような場合、状況によっては管理会社が費用を負担して補修工事を実施することになりますが、その庭を使用している者が費用を負担するようになるケースもありえます。

マンション共用部分の管理について(香川県/ドリラー/58歳/女性)

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マンションの共用部分というのは、マンション自体の建物や、周辺の花壇や植木、ロビーや廊下、屋上など、住人みんなが使用する部分のことです。住んでいる人みんなで使う場所なので、きれいに利用することが前提ですが、どうしても汚れたり傷んでしまうことがあります。この部分の管理や掃除は、基本的には管理側の責任です。管理人が直接する場合もありますが、別の業者に頼んでいる場合もあります。共用部分をきれいに保つことで、住んでいる人が気持ちよく利用することができます。また、マンション自体の清潔感や高級感も増します。新しく住みたいと思う方も増えるかもしれません。このように、共用部分をきれいに保ち、しっかりと管理することはとても大切です。


では、管理にかかる費用というのは誰が負担するのでしょうか。一般的には、マンションの住人が管理費という形で負担することが多いです。毎月管理費として集める場合や、はじめから家賃に組み込まれているところもあります。契約する際にしっかりと確認することが大切です。それに比べ、一戸建て住宅には管理費は存在しません。しかし住宅周辺の管理や掃除は、すべて自分たちで行わなければなりません。長く住んでいると、外壁の汚れや傷みもでてきます。庭の植木の管理もしなければなりません。もちろんそれに伴う費用も発生します。結局は、マンションの管理費とあまり変わらないといえます。このように、住宅の管理というのはそれなりの費用がかかるということです。

マンション共用部分のリフォームについて(佐賀県/ラジオパーソナリティ/26歳/女性)

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マンションの共用部分も長く使用していると傷んできます。適切な時期にメンテナンスを施しておかないと、マンションの寿命を短くしてしまう可能性がありますので、大規模修繕や小規模修繕を計画的に実施する必要があります。その際には、所有者が毎月支払っている修繕積立金を使って修繕することになりますが、何らかの事情でお金が不足してしまうようなことがあります。足りない場合には各所有者から一時金を拠出してもらう必要がありますが、確実に必要な金額が集まるとは限りません。マンションには様々な人が住んでいますので、皆異なる事情を抱えています。そのため、全ての人が一時金を用意できるとは限りません。しかし、資金不足のためにリフォームを先延ばしにしていると、建物の劣化がドンドン進んでしまいます。


そのような場合に利用することができるものとして、住宅金融支援機構のマンション共用部分リフォーム融資があります。一般的な金融業者から融資を受けるよりも格段に有利な金利設定となっていますので、このリフォーム融資制度を利用するメリットはかなり高いと言うことができます。また、分譲マンションの大規模修繕に対する補助金制度を用意している自治体がたくさんありますので、それを積極的に利用するようにするとよいでしょう。自治体が実施している補助金や助成金の制度は、利用者の方から申請しない限り利用することができません。あらかじめ利用できる制度があるかどうかをきちんと調べておかないと、大損してしまう可能性がありますので、注意する必要があります。

マンション共用部分のマナー(広島県/トラックメイカー/24歳/男性)

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マンションには、自分達が住んでいる部屋以外に共用部分があります。自分の室内であれば好き勝手に使い、物を置いても汚しても他の住民から苦情が出ることはありませんが、共用部分においては別です。同じマンションで暮らす全ての住民が、規律を守って綺麗に清潔に使うのが共用スペースなのです。マンション敷地内で、自分の部屋以外はすべてが共用だと考えておいた方が、間違いはないでしょう。例えば、小さな子供用のオモチャの乗り物を、室内が狭くなるからといって廊下にだしておくのはどうでしょうか。廊下は全ての住民が通行する所で、そんな場に置いておけば迷惑をかけてしまいます。障害物を自身の部屋の外に置かないというのは、最低限のマナーですね。


廊下を綺麗に保つためには、外から帰宅した時に玄関にある足ふきのマツトで、よく汚れを落としましょう。特に雨の日は、足元が雨水・泥水で汚れていますので、そのまま廊下を歩いてしまうと、どんどん汚しているようなものです。他の住民が住む部屋の前をドロドロにしてしまうと、苦情がでる可能性が大ですね。これは、自分がされたら嫌だということを考えると、容易に想像がつくと思いますので、ちょっとした日々の行動で気を付けていれば、共用部分を綺麗に使っていくことができます。一戸建てですと、子供達は人の敷地の路地に入りこんで鬼ごっこをしたりしては問題を起こしてしまいますが、マンションでも子供達には親御さんから廊下で騒がないなどのしつけが必要となります。

マンション共用部分のトラブル対応(山梨県/ウェブデザイナー/34歳/男性)

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昨今の自転車ブームで、共用部分であるマンション住戸の前の廊下に駐輪している居住者も珍しくありません。これが他の居住者の通行の妨げになったり、お年寄りや子供の怪我を誘発することになったり、しばしばトラブルを生んでいます。そのような場合、マンション管理組合としてどんな対応ができるのか、予め整理しておきましょう。そもそもマンションの外廊下は区分所有者全員で利用する共用部分です。各住戸前に自転車や荷物を置く居住者もいますが、常識あるまともな住民層であれば、居住者相互の配慮で解決できるものです。特定の区分所有者が共用部分に自転車を複数台置いたり、大きなアウトドア用品を置いたりして独占し、他の区分所有者の通行という正当な使用を妨げることは許されないことです。


その場合、他の区分所有者は当該行為を止めさせる、またはその行為を予防するための必要措置を講ずるよう請求することが可能です。また区分所有者に限らず他の居住者(占有者)も、区分所有者と同様に共同の利益に反する行為をしてはなりません。占有者がこれに違反した場合、他の区分所有者は当該の区分所有者に対して、占有者に問題行為を止めさせるように請求することができます。そして当該の区分所有者が前述のような請求を受けていながら占有者の問題行為を放置した場合、その区分所有者に対して損害賠償請求することが可能です。他方、当該の区分所有者のみならず、占有者に直接請求することもできることになっています。つまり、占有者が住民登録をしていない非正規の同居人(同棲)などであっても、他の区分所有者は迷惑行為を止めさせることができ、泣き寝入りする必要も全くないことが分かります。

マンション共用部分に関する注意点(北海道/航空整備士/52歳/女性)

私は北海道に住む52歳の航空整備士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションには共用部分というものがあります。購入したマンションであっても、共用部分は好きにすることはできないのです。まずは入口のエントランスや廊下、階段、エスカレーターなどの施設が浮ぶかと思いますが、他にも共用部分は存在します。意外と忘れがちなのが、ベランダと窓です。窓は好きにできるのでは、と思われがちですが、外から見える部分で、マンション全体の外観に影響します。そのため、共用部分とみなされて改装をする際に制限がかかることがあるのです。たとえば、耐震補強のため窓を丈夫なものに変えるといった内容ならNGがでることはほとんどありませんが、窓の見た目が大幅に変わるような改装はしてはいけないとされることがあります。


一方比較的わかりやすいのが、玄関扉です。外と中を繋げる扉で、外から見える部分ですから、扉は共用部分として扱われていることがほとんどです。また、窓以上にうっかりしがちなのが水回りや大きな柱です。これはマンション構造上変えられない部分に当たることが多いので、室内の設備ですが勝手に改装できないことになっている可能性があります。これらの内容はマンションを購入する際に確認するようにしましょう。後々リフォームやリノベーションを考えているのならさらに注意深く見る必要があります。こういった共用の設備が非常に充実しているところもあり、一概に自分の好きにできないから悪いとはなりません。皆で管理する部分なので個々の負担が小さくなるのもメリットです。

マンション共用部分で知っておきたい事(兵庫県/医療事務員/39歳/男性)

僕は兵庫県に住む39歳の医療事務員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを買う時は大きな建物のうちの一部屋を買います。建物全体を投資的に買う人もいるかもしれませんが、普通に暮らす場合は建物の中の一部屋を買うのが普通です。その場合に自分が所有している範囲がどこまでなのかが気になります。マンションには専有部分と共用部分というものがあって、それぞれ違いがあります。専有部分とは買った人が使える範囲のことで部屋の中などを指します。それに対して共用部分とは廊下やエレベーターなどの場所を指し、住民が共同で使う範囲をいいます。それぞれの違いとしては専有部分は個人の自由に出来ますが、共用部分は管理組合に決定権があります。ですからその部分を利用したいならば管理組合での話し合いが必要です。


この共用部分はかなり広範囲で、自分が住んでいる部屋以外はほとんどすべてが入っています。例えばベランダもそうで他では窓や玄関ドアなども範囲に入ってます。この範囲に入っているものは全て管理組合に決定権があるので、窓やベランダなどを自分の好きに作り変えることは出来なくなっています。そして部屋の壁は隣と接していますから権利があるとはいえないので、壁を勝手に壊すことも出来ません。この共用部分で気付きづらいのは負担の問題で、この部分で使われる費用は住民が負担をする事になっています。通路の光熱費などもありますが広い庭があれば、その固定資産税も払うので大変です。マンションを買う時は自分の部屋のことばかりを考えがちですが、それ以外の所もよく見ておかないと想定外の負担になることがあります。

マンションをみるときは共用部分にも注目(滋賀県/ゲームライター/23歳/女性)

私は滋賀県に住む23歳のゲームライターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


住宅探しを行うときに、マンションというのは、非常に魅力的な物件です。その選択をするときに注目したい部分として、共用部分が有ります。これは、住宅を取得するときにおまけとして考えることができる部分ではありますが、非常に特徴がある部分であり、物件によって大きな違いがある部分でもあります。気分良く生活を送ることができる方法として、このようなところに注目してみることも有効な方法です。水が流れていたり、花がきれいに咲いていたり、いろいろなものがあります。その中から満足できるものを選択することも、物件を探していくときには、非常に重要な部分として考えることも一つの方法になります。快適な暮らしを可能にするものを探すべきです。


新築物件の場合には、なかなか難しいことですが、中古物件の取得を検討するときには、この共用部分の清掃状態などをみることも一つの方法です。きれいになっているようであれば、管理が行き届いているということです。気分良く暮らすことができる物件を見つける方法としては、いろいろなことを考えることができますが、共用部分に注目することも一つの方法です。新築物件の場合には、その管理会社がどのような物件を管理しているかを調べることも有効な方法になります。しっかりした会社が管理してくれるようであれば、気分良く生活することが十分期待できるようになるため、非常に重要なことになります。しっかり調べることも、住宅を選択するときには、必要なことです。

マンションは専有部分と共用部分があります(広島県/バスガイド/46歳/女性)

私は広島県に住む46歳のバスガイドです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションを購入する際には専有部分と共用部分があります。購入した部屋の内部は購入者の所有物であり専有部分となります。一方、それ以外のエントランスやエレベーター、廊下などは共有部分となります。簡単に専有部分と共用部分について説明しましたが、この二つの境界については意外とややこしく、専有部分は所有者が自由にリフォームしたりする事も出来るのですが、共用部分については勝手にいじる事が出来ないため、色々と問題が出てきます。例えば、部屋の玄関の扉は外側の部分に関しては共用部分に当たります。そのため、扉の外側を勝手にペンキで色を塗り替えてしまったりする事はできません。これは窓についても同様で、勝手に窓ガラスを変えるという事も出来ないのです。


また、ベランダやバルコニーがついているマンションの場合、ベランダやバルコニーは個人が使用するために専有部分のように思うかもしれませんが、これは共用部分に当たり、これも好き勝手にする事は出来ず、避難経路として利用されたりするためにもので通路をふさいだりする事は禁止されております。このようにマンションを購入する場合には、専有部分ならば自分の好きなように扱う事が出来るのですが、壁に釘を打ち付けてしまう事は建物自体に影響を与えてしまうために、行ってはいけないように定められていたりします。自分が購入したのだから好きなようにして良いと考えがちですが、そうした細かいルールがあるためにルールは守りながら利用する必要があります。

マンションは専有部分と共用部分があります(愛媛県/システムエンジニア/49歳/女性)

私は愛媛県に住む49歳のシステムエンジニアです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションは区分所有建物と言い、各部屋ごとに所有権が設定されております。こうした各部屋ごとに設定されている所有権を有することが出来る部分を専有部分と言います。それに対して、エントランスホールや廊下、階段、エレベータなどの専有部分を除いた部分を共用部分と言い、原則としてはマンションの区分所有権を有する人たち全員の所有物ということになります。共用部分についてはもう少し細かく分けることが出来、先ほど挙げた廊下や階段、部屋の外の配線や配管などは法定共用部分と言います。それに対し、管理人室などの区分所有の要件は満たしているけれど、規約で共用するように定めた部分は規約共用部分と言います。所有権を有する人が自由に出来るのは、専有部分のみとなります。


この二つの境界については曖昧な部分もあります。例えば、壁は建物全体の強度にも関わるために重要ですが、区分所有法で明確な規定がありません。そのために、隣の部屋との間の中心までを所有するとみなす場合もあります。その一方で、そこまでは自由にして良いなら削っても良いということになり、そんな事をする人は普通いませんが、建物全体の強度にも影響します。そのために、部屋の内側の表面部分だけを専有部分とみなす事もあります。ただ、壁の表面部分だけだと釘を打ち込んだりすることも出来ないのではという解釈もあります。また、玄関のドアなどは、内側は専有部分であるために自由にできますが、外側は共用部分であるために、好き勝手に取り替えることは出来ません。

マンションは共用部分が充実しています。(長崎県/政治家/27歳/男性)

僕は長崎県に住む27歳の政治家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


最近のマンションは共用部分が非常に充実しています。エントランスホールやエレベーターゾーンはまるで高級ホテルのようで、毎日高級感を味わえます。敷地の中にコンビニやミニショップ等が入っているところもありますので、夜中でも安全に買い物をすることができます。特に一人暮らしの女性の方からの評判がいいです。他にも生活にするのに便利なクリーニング屋ドラッグストアもありますので快適に生活できます。キッズルームがあるところでは、お子さん同士や親同士の交流が生まれやすく、気軽に遊ばせやすいのです。一時預かってくれるベビールームもあります。中には病院が敷地内に入っているところも多く、イザという時安心です。特に小さなお子さんがいる家族の方に人気があります。


防音性に優れているシアタールームが完備されているところでは、周りの音を気にすること無く気軽に映画館にいるような気分を味わうことができます。スクリーンはもちろん大型ですので、大迫力の映像を映画館を貸し切りにしているかのような気分で鑑賞できます。個人で用意するのはなかなか難しいシアタールームですが、共用部分では、高機能の備えがあるシステムを気軽に使うことができます。気分転換ができるサロンが用意されているところもあります。試験勉強や仕事等、自宅だとなかなかやる気にならない時に使えるので非常に便利です。中には個室があるところもありますので、完全に自分だけのプライベートな空間が手に入ります。他にもスパやゲストルームがあるところもあります。

マンションの専用部分と共用部分について(福岡県/漫談家/33歳/男性)

僕は福岡県に住む33歳の漫談家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションには賃貸タイプと分譲タイプがあります。分譲タイプの場合、建物内は専用部分と共用部分に分けられています。専用部分とは、壁や床、天井部分で仕切られている居住部分のことで、共用部分とはそれ以外の空間のことです。具体的には共用玄関、エントランス、廊下、エレベータなどがあげられます。マンションを購入した場合には専有部分の区分所有権を持つこととなり、これらのことは区分所有法で「構造上、利用上独立している部分」と位置付けられています。通常、マンションには管理規約と言うものがあります。この管理規約によって専有部分が定められているので、それ以外の部分がその建物の共用部分となり、その建物の区分所有者全員の物となります。


賃貸マンションの場合は、居住空間においては家賃として支払い、共用部分においては管理費や共益費などと言う名目で、家賃とは別に支払わなければならない物件が多くなっています。分譲の場合は、購入代金に含まれていることがほとんどですが、賃貸と違って修繕積立金が毎月必要になります。修繕積立金は、一定期間ごとに行われる建物の大規模な修繕に対して、区分所有者全体で費用を出し合うと言う決まりになっています。修繕積立金はその建物によって費用は違いますが、長く住み続けるためには必要な経費となります。また、敷地内に駐車場があって使用する場合も、駐車場代金が毎月かかる場合があります。駐車場は共用部分となりますが、専有使用権として設定されています。

マンションの専用使用権ある共用部分(青森県/アクチュアリー/57歳/男性)

僕は青森県に住む57歳のアクチュアリーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションには、特殊な共用部分として、専用使用権のある共用部分というものが存在します。具体的に例を挙げますと、マンションの各お部屋に付属しているバルコニーがこれに該当します。バルコニーの他にも色々と存在するのですが、誰が維持・管理の責任を負うか等の問題を考えるときに分かりやすい存在ですので、バルコニーを例にして少し説明してみたいと思います。当たり前の話ですが、バルコニーは、お部屋に付属していますので、そのお部屋を使用している方以外は原則として使うことができません。また、バルコニーの使い方は、管理規約というマンションの住まい方のルールに反しない限り、原則として自由になります。そういう意味では、お部屋を使用される方が、排他的に使うことができるスペースではあります。


しかし、バルコニーは、法律上は、あくまで共用部分になります。ただ、廊下や階段など他の共用部分とは違い、原則として、お部屋の使用者が自由に使用できる特殊な場所であるため、専用使用権のある共用部分として定義されています。専有部分以外の部分の管理は、原則として管理組合という組織が行うのですが、この部分における日常の管理や清掃などは、使用者の責任で行わなければなりません。排水溝にごみを詰まらせてしまい、階下に水漏れ事故を起こした場合などは、使用者の方が損害賠償責任を負うことになります。ただし、バルコニーの防水工事のように、これらのスペースをグレードアップさせるような、計画的な工事を行う場合などは、管理組合の責任でこれを行うという、特殊な扱いがなされます。

マンションの専有部分の共用部分の違い(愛知県/青年海外協力隊員/59歳/女性)

私は愛知県に住む59歳の青年海外協力隊員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


「マンション」は、「土地付き区分所有建物」と言われています。また、マンションの建物には、個別の部屋の所有者が所有権を持つ「専有部分」とマンションの所有者全員が所有権を持つ「共用部分」があります。例えば、101号室を購入した者は、その101号室の個別の所有権(区分所有権)を取得します。この区分所有権により、個人の所有する部分が「専有部分」です。また、通路、エントランスホール、階段、エレベータ室、躯体などで、個別の所有者がいない部分は、マンションの区分所有者全員で所有する部分、「共用部分」となります。この「共用部分」は、区分所有法で定められた「法定部分」とマンションの管理規約で定められた「規約部分」があります。


この「規約部分」については、登記をしなければ、第三者に対抗できません。区分所有者は、この「共用部分」を持分割合にかかわらず利用することができます。この「共用部分」の維持・管理は、区分所有者全員で行うことになります。また、この維持・管理に要する費用は、区分所有者の持分割合に応じて負担することが、原則となります。なお、「専有部分」については、その部屋を所有する区分所有者が維持・管理することになります。区分所有者について、その「専有部分」を自由に使用したり、処分することも可能です。また、敷地については、持分割合に応じて共有となります。この持分割合は、原則として、専有部分の床面積の割合とされていますが、管理規約等で別段の定めを行うことも可能です。

マンションの専有部分と共用部分の理解(長野県/パタンナー/70歳/男性)

僕は長野県に住む70歳のパタンナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入したからといって、全てが専有部分になる訳ではありません。他にも同じマンションで生活している方もいるので、専有部分と共用部分がしっかりと分かれています。購入時にきちんと確認する事ができるので、誤った認識を持たないように注意してください。専有部分は自分が購入した部分でもありますので、好きに使用しても全く問題はありません。専有部分と共用部分の理解がどうしてもできない方は管理規約を確認する事が把握する事ができます。一般的には共通している事が多いのですが、独自の施設や部屋を持っているマンションの場合には若干ルールが異なる場合があります。一応確認の為に把握しておいた方が後に困る事も少なくなります。


インターネットなどで調べる事によって、専有部分の勉強も実施する事ができます。初めてマンション購入を行う方もほとんどですので、予め把握していただきたいです。そこまで難しい事ではありませんので、ある程度調べる事によってマンションの専有部分と共用部分を把握する事ができます。共用部分は全員の物になるので、基本的には私物化する事ができません。その点を認識してから購入しないと公開してしまう可能性があります。共用部分も全員が大切に扱う事によって、気分よく使用する事ができます。人によっては独占してしまう方もいますが、その時は管理している会社に連絡するようにしてください。直接警告してしまうとトラブルに発展する可能性があります。

マンションの専有部分と共用部分の区分(愛媛県/鋳物工/57歳/女性)

私は愛媛県に住む57歳の鋳物工です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションには専有部分と共用部分があり、合わせて区分所有建物と呼ばれています。この区分所有建物とはマンションのことを指します。専有部分はマンションを購入した際に、個人の所有物となる部分のことですが、すべてが自由になるわけではありません。契約した時の制約外の行為や建物の保存に害する行為、他の居住者に迷惑になる行為は禁止されています。制約とはペット禁止、楽器演奏の禁止など各マンションに定められてた決まりのことです。また、購入した時に含まれていた付属物も専有部分になります。しかし、専有部分と思われがちの窓ガラスと窓枠、玄関扉は共用部分になります。なぜ、これらが含まれるかと言いますと、個人で勝手に変更されると建物の外観に影響を受けるためです。


次に共用部分の主なものは、外観、廊下、階段、エレベータ室、エントランス、駐車場などのマンションの居住者全員が利用できる部分のことです。これらは誰の持ち物でもないため、利用目的に合わせて使用できます。利用目的とは廊下は通行する目的で、駐車場は車を置く目的のために使用するなどです。ただし、目的と異なる行為は禁止されています。自転車を廊下に置いておくなどは、目的用途から外れているため禁止されています。その他にも、他の居住者に迷惑になる行為は全般的に禁止されています。このように、個人が自由に利用できる大部分のことを専有部分、共同で利用できる部分を共有部分と言い、その2つを合わせて区分所有建物となります。

マンションの専有部分と共用部分の違い(和歌山県/書家/69歳/男性)

僕は和歌山県に住む69歳の書家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入した場合には、どこからどこまでが自分の専有部分であるのかを最初にきちんと確認しておく必要があります。区分所有建物であるマンションは、専有部分と共用部分で構成されています。大雑把に言うと自分に所有権がある部分が専有部分で、それ以外の部分は全て共用部分になります。ただし、この区分の仕方は日常的な感覚から少し外れている部分がありますので、気をつける必要があります。エントランスホールやエレベーター、外廊下などが共用部分に該当することについては誰でも比較的容易に判断することができます。しかし、バルコニーや専用庭、玄関扉、窓、サッシなどが共用部分だと聞かされるとビックリする人が意外なほどたくさんいます。


細かなことを言いますと、玄関扉の内側の表面は専有部分にあたります。ですから、玄関扉の内側の表面に塗装を施したり何かを貼り付けたりすることは、何ら問題なく行うことができます。しかし、玄関扉の外側を塗装したり、扉自体を交換するようなことはできません。また、バルコニーに物を置いたり、タイルを敷き詰めたりすることも管理規約違反になる可能性があります。さらに、専有部分を取り囲む壁や天井の表面は専有部分ですが、コンクリートそのものは共用部分です。したがって、隣り合わせた2戸を購入したとしても、壁を取り壊して2戸をつなげたりすることはできません。壁はマンションの荷重を支える大切な構造体の一部分となっていますので、勝手に壁を壊すことはできないようになっています。