「修繕積立金」タグアーカイブ

毎月支払うマンションの修繕積立金(滋賀県/レーシングドライバー/66歳/女性)

私は滋賀県に住む66歳のレーシングドライバーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションは、多くの所帯が一緒に一つの建物に住む形態ですので、年数が経つと建物の修繕費がかかります。その為には管理費と修繕積立金を、各世帯が毎月負担して積立てていくのです。世帯によって専有部分の広さが違いますので、専有部分が広いほどに積立金は少し高くなります。自分の部屋以外は、全世帯の共用部分になりますので、修繕や管理は建物維持の為にも必要な措置です。全世帯で協力してマンションを綺麗に維持していけたら理想的ですね。修繕積立金は、年数が経つにしたがい値段が上がっていく場合がほとんどです。建物は古くなるほどに修繕費がかかるのですから、こういう積立の仕方をとる業者がほとんどです。これを段階増額積立方式と呼んでいます。


現在は、大半の物件が徐々に増えていく段階増額積立方式で修繕積立金の計算を行っているようですが、中には均等積立方式という積立金が最初からずっと変わらない契約をしている所もあるのです。ただ、その数は非常にすくなくて稀なようです。老朽化してくる建物を維持する為には、どうしても段階増額積立方式でないと将来的に健全な維持がしていけないのが現状のようですね。負担が少しでも安くて住むのなら、マンションの住民の方々も生活をする上で大いに助かるのですが、大事な住まいのことですので修繕費用は末長く積立て負担していくことを十分に理解したうえで、マンションの購入を御勧めいたします。確実に修繕までの道のりを設計してもらえるので、積立金を支払う価値はあるのではないでしょうか。

分譲マンションの修繕積立金制度(宮城県/警備員/68歳/男性)

僕は宮城県に住む68歳の警備員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンション全体の約98%に修繕積立金制度があると言われています。この制度が用意されていれば、大規模修繕や日常的に発生する故障箇所の修理にあてる費用を計画的に貯めていくことができるようになります。各居住者は毎月強制的にこの費用を徴収されることになりますので、必ずしも快くは感じていません。しかし、まとまった金額の修繕分担金を一時金として支払うのはかなり大変ですので、毎月一定額を積み立てていく方式の方が、負担を軽減することができると考えられます。たとえばマンションを売却しようとした際にも、修繕積立金の残高が潤沢になっているマンションの方が売れやすいという事実があります。そのためには、月々の修繕積立金の金額がある程度高額になっている必要があります。


現存している分譲マンションの修繕積立金の金額が、どのような方法で決められているのかを見てみると、ほとんどの場合、販売会社が最初に決定した金額がそのまま維持されています。しかし、この金額では不十分であるケースが多いです。最初から積立金の額を高くしてしまうとマンションの売れ行きが悪くなってしまうため、ほとんどの販売会社はこの金額をかなり低めに設定します。いずれ不足することは最初からわかっているのですが、その際には一時金として徴収すればよいというスタンスになっています。そのため、管理組合の発足後に、修繕積立金の大幅アップが決定されるケースが少なくありません。長い目で見れば将来必ず必要となる修繕費ですので、毎月確実に積み立てていくようにした方が結果的に負担を軽くすることができます。

分譲マンションの修繕積立金を考える(沖縄県/グランドスタッフ/63歳/女性)

私は沖縄県に住む63歳のグランドスタッフです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションの修繕積立金は平米当たり200円前後が一般的です。様々な規模や共有施設があるマンションでは一概に平均値を求められないですが、参考値にはなります。新築時に周囲の同レベル物件より修繕積立金が大きく安い場合は、販売を有利にするためのディベッロパーの営業戦略です。改修や維持修繕に伴う大規模工事が増えてくる10年目以降は、大きく値上がりする可能性がありますから、マンション購入時は修繕計画の確認をしておくのが鉄則です。そもそも修繕積立金は将来行う共用部分や外壁、構造部分などの大規模改修工事に要するコストを、予め使用する面積に合わせて負担率で積み立てるお金です。早いマンションでは築10年過ぎ、遅くとも20年過ぎには大規模改修工事が必要になります。


この際には建物の傷み具合を調査して、何社かの相見積りで金額と工事内容を区分所有者の集会で吟味し、発注することになります。この時に修繕工事のコストが毎月の積立金の合計額よりも超過している場合、当然ですが区分所有者は一括でまとまった金額を徴収されます。もし初期の毎月の負担額が安かった場合、一括徴収時には高額となってくる可能性があります。払うお金が先になるのか、後になるのかの違いと考えればよいでしょう。短期で住むつもりで購入する方は、当然ですが月々の修繕積立金が安い物件を選ぶ傾向にあります。そのような物件の場合、築8年以降くらいから大規模修繕工事のコスト負担を意識して、中古物件としての売り出しが増えてきます。同一建物内で売り出し戸数多い中古マンションは、修繕積立金の積み立てが十分なのかをチェックしてみてください。

分譲マンションの修繕積立金について。(神奈川県/電話交換手/71歳/女性)

私は神奈川県に住む71歳の電話交換手です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションは、たくさんの人がひとつの建物で暮らすため、ある程度のルールを定めておかなければなりません。特に、共用部分の修繕等に関する規約は、ほとんどの分譲マンションにあるのではないでしょうか。大概の分譲マンションにある規約といえば、修繕積立金についての規約ではないでしょうか。修繕積立金とは、マンションの所有者が皆支払いをするもので、管理組合というものが存在し、そこで管理・運営をしていきます。また、長期修繕計画といい、いつ頃この修繕を行います、というようなことを最初から決め、その修繕を修繕積立金の中から出す、という流れとなっています。一戸建ての場合、自分で貯金をして自分で修繕をしなければならないため、かなり面倒です。


それに比べると、管理組合がそのようなお金を徴収して管理・運営を行ってくれるため、こちらの精神的・金銭的な負担が減るというメリットがあります。しかし、この修繕積立金は、もし修繕にそこまでお金がかからなかったとしても、あまったお金は返金されないというデメリットもあります。ただし、あまったお金は次の修繕のために繰り越されるので、あまりそのような心配は要らないかもしれません。このように分譲マンションの場合、ある一定の規約・ルールに従って皆が行動をしなければなりません。そのため、一戸建ての方がいいという人もいるかもしれません。しかし、逆に言うと、その一定の規約・ルールに従ってさえいれば、自分は楽をできるため、一戸建てよりもいいのかもしれません。

分譲マンションの修繕積立金について(北海道/酪農家/53歳/女性)

私は北海道に住む53歳の酪農家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションにおける修繕積立金についてご説明します。修繕積立金とは、外壁や階段やエレベーターなどの共用部分の修繕に使われるお金のことです。共用部分ですから、その分譲マンション内の全ての住人が一緒に使います。そのためその修繕費も、全ての住人が出し合うことになります。全員で月々支払いながら貯めていき、必要に応じてそのお金を使って修繕をおこなうのです。そうすることで、全員が快適に暮らせる状態をキープすることができます。ところが建物は年々劣化していきますから、それにつれて修繕の必要性も増していきます。そのため修繕積立金は、徐々に高くなっていきます。購入したばかりの頃は月に数千円程度の支払いだったとしても、10年後には数万円になることもあるのです。


また、仮に修繕に1000万円の費用が必要になり、その時にまだ修繕積立金が800万円しか貯まっていなかったとします。その場合、足りない200万円を支払うために、臨時でお金を徴収されることがあります。ただし修繕をおこなうかどうか、どのくらいの費用をかけるかは、マンション総会で決められます。総会に参加することで、納得のいかない修繕や修繕積立金の値上がり、臨時徴収に対しては、異議の申し立てをすることができます。逆に言えば、総会で住人の合意を得た上で初めてそれらは決定されるので、自分の知らないところで勝手に決められてしまうことはありません。総会を無視しない限りは、必ず全員が納得できる範囲内での決定となるのです。

分譲マンションの修繕積立金について(山形県/腹話術師/68歳/男性)

僕は山形県に住む68歳の腹話術師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションを住宅ローンで購入した場合には、ローンの返済金以外に、毎月、管理費と修繕積立金を支払うことが必要になります。管理費は管理組合の運営の費用に充当され、修繕積立金は、将来、マンションで行われる改築工事や改修工事の費用に充当されます。分譲マンションに限らず建物は、築年数の経過に伴って劣化していきますので、定期的に改築工事や改修工事を実施することが必要になります。建物の改築工事や改修工事には、まとまったお金が必要になりますが、修繕積立金を支払うことにより、工事の際にまとまったお金を支払う必要がなくなります。建物の改築工事や改修工事は、管理組合が長期的な修繕計画を立て、修繕計画に従って、改築工事や改修工事が行われます。


どんなに美しくて機能的な新築マンションであっても、時の経過に伴って劣化が進行します。改築工事や改修工事を定期的に実施することにより、建物の美観と機能性を維持することができます。修繕工事の中でも特にお金がかかるのが、外壁の工事になります。建物の外壁工事の際には、建物の内部についても塗装工事が行われますので、大規模なマンションほど、工事代は高額になります。外壁工事に次いでお金がかかる工事は、給水設備の改修工事です。共同住宅にとって給水設備は住民が安心して水道を使用するためには欠かせない設備です。定期的に給水設備を改修することにより、水道水の水質を維持することができます。これらの工事を行うために、修繕積立金は欠かせないものになります。

分譲マンションの修繕積立金について(京都府/歌手/33歳/男性)

僕は京都府に住む33歳の歌手です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


いつかは手に入れたいのが自分たち家族の城となるマイホームではないでしょうか。都市部にお住まいの方は、通勤に便利で機能の整ったタワーマンションにあこがれている人も多いことでしょう。マイホームの購入は人生で一番高い買い物となるため基本的に住宅ローンを組んで購入することが一般的ですが、マンションの購入後は住宅ローンの返済以外でも管理費や修繕積立金、固定資産税や都市計画税といった負担も発生することを頭に入れたうえで住宅ローンの返済プランを立てるとよいでしょう。管理費とはエレベーターやエントランスなど共用部分の管理等にかかる費用、修繕積立金とは将来の大規模修繕に備えて毎月定期的に修繕費用を積み上げていくものです。


修繕積立金については安ければよいと思いがちですが、適切な金額が積み立てられていないと将来の修繕時に大幅な一時金を求められる可能性があります。同等規模の物件と比較して大幅に金額が安かったりする場合は購入前に不動産会社に積算の根拠などを問い合わせてみるとよいでしょう。また、修繕積立金については毎月の積立といった形以外でも、購入時に一定額をまとめて支払うケースもあります。これは毎月の支払いには負担を感じるけれども購入時に事前にまとめて支払うのであれば、他の諸費用等と一括で支払うため購入者側の心理的な負担も少ないことを利用した販売側の戦略であるといわれています。いずれにしても、マンション購入時には修繕積立金とその後の修繕計画についてもある程度意識をして購入を考えるとよいでしょう。

分譲マンションの修繕積立金(神奈川県/ライフセービング/35歳/男性)

僕は神奈川県に住む35歳のライフセービングです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


20代後半で新築分譲マンションを購入しました。購入の際に担当してくださった方が、若い私たち夫婦にローンの他に修繕積立金や管理費の事もしっかりと説明をしてくださったおかげで、今現在修繕積立金が入居時よりも上がってきていますが仕方ないと割り切って過ごしております。一軒家をお持ちの方も外壁の修繕の費用は積み立てなければいけないし、金額はわかりませんが家を持つということで絶対に必要なのかなと感じています。毎年マンションの会議の議題にも上がりますが、入居している方からの不満や不安は今のところ無いように思います。といってもまだ一度も外壁修繕は行われていないのと、各家庭の負担も大きくないからかな・・というのもあると思います。


ただ一年ほど前に入居者である家庭のお子さんが(2家族)エントランスに植えてある植木を根こそぎ抜いてしまったことがあり、誰がやったかはわかってはいたものの結局は管理会社の方が植木屋さんを手配して直しました。その際にかかった費用などは修繕積立金からなのか、管理費からなのかは把握していないですが本来なら抜いてしまったお子さんの家庭が自費で直してほしかったいう意見もありました。マンション全体のいずれ必ず必要となる事に入居者が協力して修繕積立金として払っている為、個人が壊したり傷つけたものまでもやっているとキリがなく、どんどん負担も大きくなってしまないかと少しだけ不安にも思いますが今のところは大丈夫そうです。

分譲マンションの修繕積立金(滋賀県/コンサルタント/71歳/男性)

僕は滋賀県に住む71歳のコンサルタントです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションを購入すると、管理費、修繕積立金などを居住者が支払うことになります。専有部分以外の共用部分に関する経費を居住者全員で公平に負担するためのものです。管理費は、火災保険の保険料、エレベーターや給排水、空調設備などのメンテナンス費用、エントランスや廊下の電気料金などに充てられます。修繕積立金は共用部分の修繕費に充てられます。マンションは数年に一度は大規模な修繕が必要になります。屋上や壁面の塗装は重要であって、マンションの耐久性にも影響があります。足場を組んでマンション全体の修繕を実施しますので、それに備えて資金を居住者が拠出して計画的に積立をしておくのです。階段や廊下も補修が必要になってきます。


建物の経年劣化は避けられません。一年中、風雨にさらされ、夏の太陽光を浴びているのですから、どうしても壁面塗装などが劣化してしまいます。これを放置することは建物の寿命を短くすることに直結しますので、修繕積立金は重要な資金になります。管理費と同様に管理組合が管理をして、使途に関しては管理組合の理事会や役員会で決定をします。少なくとも年に一度は決算をして居住者全員に会計報告をします。資金の管理も厳格に行われ、銀行の預金口座については通帳と印鑑を別の役員が保管するなど、万一にも不正使用や流用が行われないように細心の注意を払っています。会計報告には銀行の残高証明書を添付して、正当性を確認するようになっています。

分譲マンションの修繕積立金(広島県/著作家/69歳/男性)

僕は広島県に住む69歳の著作家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションを購入すると、毎月管理費や修繕積立金、駐車場使用料などを徴収されるようになります。管理組合がきちんと機能していないと、これらの費用の経理処理がごちゃまぜにされてしまう可能性があります。しかし、本来全く異なる用途にあてるための費用ですので、きちんと区分して経理処理をする必要があります。そもそも管理費は、建物の通常の管理を行うための費用です。それに対して修繕積立金は、将来予測される特別修繕にあてるための費用です。一方、駐車場や駐輪場の使用料は、その使用部分の管理費用を除いた部分については修繕積立金として積み立てておかれるのが一般的となっています。マンションの修繕には多額の費用がかかりますので、万が一管理費が不足するようなことがあったとしても修繕積立金の流用は原則的に禁止されています。


ほとんどの管理組合では、修繕積立金が預けられている銀行口座の預金通帳は会計担当理事が持ち、印鑑は理事長が保管するなど、分散管理するようになっています。そのようにしておかないと、勝手にお金を使い込んでしまう人が出てくる可能性があるためです。積立金は非常に高額になりますので、その取り扱いには慎重を期する必要がありますし、一人の人間が独断で取り崩したりできないようにしておかなくてはなりません。また、マンションの管理規約上でも、その取り扱い方法や、使用目的などを明確にしておくようにするのが安全です。少なくとも、積立金を取り崩すためには、理事会決議だけでなく、管理組合の総会決議が必要であると定めておく必要があります。

分譲マンションの修繕積立金(栃木県/訪問介護員/67歳/女性)

私は栃木県に住む67歳の訪問介護員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


日本国内でマンションが販売されるようになってから約半世紀が経ちました。初期の頃に販売された物件の中には、修繕積立金という制度そのものが存在していなかったり、あったとしてもごく少額の金額設定になっているものが少なくありませんでした。販売業者としては、自社もしくは自社の系列会社が運営する管理業務に対する報酬さえ確保することができれば何も問題はありません。そのために、管理費の金額は高くても、修繕積立金の方は非常に低い金額設定になっているケースが数多くありました。しかし、新築の建物も年数が経過すれば必ず劣化してきます。鉄筋コンクリート造りの建物でも12~13年ごとに大規模修繕を実施しないと、建物の性能を維持し続けていくことができなくなってしまうのです。


マンションは一般的に鉄筋コンクリート造りとなっていますので、大規模修繕の際にかかる費用は、木造の一戸建て住宅とは比べ物にならないほど高額です。建物全体に占める共有スペースの面積も大きいですから、かなりまとまった金額の修繕費が必要となってきます。月々の修繕積立金の額が低い場合、積み立ててあったお金だけで修繕費全額をまかなうことはできませんので、不足分を一時金として各所有者から徴収することになります。しかし、マンションにはいろいろな人が住んでいますので、当然支払えない人も出てきます。お金が足りなければ修繕計画を進めることができませんので、マンションの老巧化がドンドン進んでしまいます。実際にそのような例が多発したために、最近では最初から修繕積立金の金額が高めの設定になっているケースが増えてきています。

分譲マンションの管理費と修繕積立金(山口県/歌舞伎役者/48歳/男性)

僕は山口県に住む48歳の歌舞伎役者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションを購入すると、その一部屋が完全に自分のものとなります。しかし室内やベランダなど個人の居住スペースとなる部分は自分のものですが、そうでない部分は他の部屋の居住者との共同所有となります。たとえば、エントランスやロビーやエレベーターや屋上などです。これらは居住者全員が使っている共用部分であり、したがって管理も居住者全員でおこなうことになります。もちろん外壁や、日頃使用することのない非常用階段も、共同で管理しなければなりません。とはいえ、自分の部屋の前の廊下程度ならまだしも、エントランスや外壁などを日々掃除して美しく保つのは至難の業です。また、破損や故障などの場合に、居住者全員が集まって修理について話し合うのも困難です。


そのためマンションには、管理費と修繕積立金というものがあります。管理費とは、共用部分の清掃や状態維持を外部に委託するためにかかる費用です。そして修繕積立金とは、劣化や故障による不具合が生じた際に、すみやかに業者に修理を依頼できるよう、あらかじめ積み立てておく修繕費です。どちらも、毎月支払うことになります。つまり分譲マンションは、個人の居住スペースの購入の際にお金を支払ったらそれで終わりというわけではなく、住み続けている限り共用部分の管理費と修繕積立金を支払う必要があるのです。したがって住宅ローンなどを組んで購入する際には、管理費と修繕積立金の金額も十分に考慮して、資金計画を立てることが肝心です。

分譲マンションに支払う修繕積立金とは(大分県/推理作家/26歳/女性)

私は大分県に住む26歳の推理作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションを購入すると「修繕積立金」を支払うことがあります。これは長期間にわたって建物を保全・維持するために必要な修繕をする為に積み立てられるお金です。外壁の補修や配管・共用部分の修繕に使われます。分譲マンションのような区分所有建物は、大規模な修繕に多くの費用が必要になるので一度に多額の費用を徴収されることがないように前もって毎月積み立てという形で一定額を支払います。積立金額は分譲業者が分譲時に作成する長期修繕計画に基づいて算出されます。修繕の実施や積立金の管理は管理組合が行うのが一般的です。管理費は、建物の管理人の人件費や共有スペースの掃除・メンテナンスなどに利用されており別の用途になります。


修繕積立金の相場は、総戸数が49戸以下の小規模マンションと、逆に1000戸以上の超大型マンションで高めになっており、中規模マンションが比較的安めに設定されています。小規模の場合、スケールメリットが得られにくい為に高いと考えられますし、超大型の場合は規模のメリットはありますが共用施設が充実している為に費用が高くなる傾向にあります。ですので、少しでも管理費負担を減らして購入したい場合は、金額に割安感がある中層・中規模が狙い目と言えます。逆に、修繕積立金を多少多く支払えば大規模で共用スペースなどの施設が充実した物件を購入できるということになります。どちらにしても、修繕積立金は必要な経費であり月々ローンとは別に支払うお金ですのでそれを考慮に入れて月々のローンの計画を立てる必要があります。

分譲マンションには修繕積立金がある。(東京都/画家/64歳/女性)

私は東京都に住む64歳の画家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


最近良く建っている分譲マンションですが、その建物の中には様々な人が住んでいます。それでは、その全体の管理をするのは誰か。それは、管理組合が行っています。多くの分譲マンションでは管理組合を設置しています。管理組合とは、分譲マンション全体の管理をする組合のことで、そこに住んでいる人たちから管理費などをもらって運営をしています。他にも、その建物内に駐車場がある場合は、有料で貸してその賃貸収入で運営をしているところもあります。そんな管理組合が管理することはたくさんあります。今回は建物の壁や廊下など、居住している人すべてが関係する部分(共有部分)の修繕のために積み立てる修繕積立金について書きたいと考えています。


先ほども記述したとおり修繕積立金とは、分譲マンションの共有部分の修繕を主な目的として積み立てられるものです。居住している人たちから毎月一定の金額を徴収し積み立て、修繕する必要がでてきたらその積み立てたお金で共有部分の修繕等を行います。大体の管理組合では長期間の修繕計画を設けており、大体はその計画にそって修繕を行います。しかし、予想より多くの修繕をしてしまい、修繕積立金が足りなくなることもあります。その場合は、臨時でお金を徴収する必要がある場合もありますが、あまりそういったケースはないです。また逆に、修繕計画通りに修繕をしてもお金が余ることが多くあります。その場合は居住している人に返金されず、次の修繕のために残しておきます。このように管理組合がある場合、自分で修繕計画をたてなくても管理組合がしてくれるので、一軒家に比べて楽なところがメリットです。

分譲マンションにおける修繕積立金と必要性(埼玉県/洋菓子職人/32歳/女性)

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マンションを購入した場合に月々発生する費用として、ローン返済と管理費の支払い、自動車を保持している場合はその駐車場代の他に、修繕積立金が必要な場合が多くなっています。この修繕積立金については、賃貸マンションでは通常発生せず、購入物件独自の費用ということになります。マンションについては、その寿命は40年や50年などと言われますが、長寿命を考慮した物件においても必ず経年劣化していきます。特に雨風にさらされる外壁や、不特定多数の人が利用する共有部分は劣化の進みも早い場合が多くなっています。これらの補修が必要となった場合に、一度に多額のお金を住民から集めて修繕するには、住民の反対や負担も多くなり適切でありません。


その為、毎月ある一定額を修繕積立金として集め、積み立てるということが通常は行われます。共有部などに改修が必要になった場合には、この積立金から費用を拠出し、改修が行われます。この修繕積立金は規模の大きなマンションほど毎月の積立額が高くなる傾向にあります。また、この修繕積立金は、ずっと同じ額というわけではなく、ある程度年が経つごとに見直しが行われ、額が変更になる場合が多くなっています。特に入居して長い間住んでいる場合には、修繕個所も増え、必要な費用が増えていくため、それに応じて修繕費の徴収額も増えていくという傾向にあります。但し、入居期間が長くなれば住宅ローンの返済が終わっていたり、減っている場合も多く、それほど負担にならない場合も多くなります。

分譲マンションと修繕積立金について(北海道/国連職員/60歳/女性)

私は北海道に住む60歳の国連職員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


あなたは分譲マンションの修繕積立金についてご存知でしょうか。分譲マンションを購入した場合、住宅ローンの返済以外に、毎月一定の管理費や修繕積立金を支払っていく必要があります。管理費とは共用部分の管理などに使われる費用のことで、具体的にはエレベーターの点検や共用部分の清掃といった日常の管理費用に使われます。修繕積立金というのは定期的な建物修繕と将来の長期的な修繕計画に基づいた大規模修繕のための費用を事前に計画的に積み立てをしておくものです。管理費や修繕積立金については安ければ安い方がよいと思ってしまいがちですが、たとえば管理費が足りない場合はそれだけ管理が行き届かない可能性もあるので注意が必要です。


また、積立金についても当初の見積もりが甘かったり経済状況の変化によって積立費用が不足する場合は修繕時に大幅な追加費用の請求が来る可能性がありますし、途中で金額が値上がりする可能性もあることを覚えておきましょう。また、毎月の積立金が高いと購入をためらう人も少なくないため、最近では購入時に修繕積立金の一定額を一括徴収するケースも少なくないようです。これは購入当初の諸費用に含めてしまえばそれほど負担に感じる人が少ないという購入者側の心理的な効果を利用した販売側の戦略といえるでしょう。なお、一戸建てを購入した場合でも自分で修繕費用を積み立てておく必要が生じますので、定期的にためるのが苦手な人は積立制度のあるマンションの方が半強制的に費用を積み立てることができて便利といえるかもしれません。

中古マンションは修繕積立金の確認が重要(静岡県/補償コンサルタント/49歳/女性)

私は静岡県に住む49歳の補償コンサルタントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古マンションを買う際に確認するポイントとして周辺環境などの立地の他に「築年数」や「設備」「管理・修繕費」などがあげられます。もちろん、中古を買うにあたって「築年数」は大変重要なポイントとなります。また同様に「設備」に関しても、自分が希望している設備が完備されているか、また、もし完備されていなかった場合でもリフォームなどで対応が出来るかどうかを確認する事は大変重要です。さらに「管理・修繕費」に関しても、毎月かかってくるランニングコストとなるため、どの程度の金額になるのかを把握しておくことは大変重要です。ただここでもう一つ、中古マンションを買うにあたって重要な確認項目があります。それは「いくら修繕積立金が積み上がっているか」という事です。


中古マンションを購入する際にポイントとなるのが「大規模修繕がいつ行われるか」という事です。外側に特に目立った事がなくても、中古の場合は定期的に検査をしていくと、色々なところに欠陥が見つかり修繕が行われるケースが多いです。その際には「修繕積立金」より費用が捻出されるのですが、新築の際に修繕費が安く設定されていた場合、積立金が足りず、後から修繕費があがってくるという事が多くあります。優良物件の場合、修繕費は発売当初から適切な額が設定されており、定期的なメンテナンスがされているため建物の傷みも少ない事が多いです。また大地震などでマンションの建替えが検討される際にも、中古マンションの場合、修繕積立金がある程度積み上がっていれば、その金額で建替え出来る場合もあります。修繕積立金をチェックすることは大変重要なポイントなのです。

知ろうマンション修繕積立金の必要性(長崎県/楽器製作者/33歳/女性)

私は長崎県に住む33歳の楽器製作者です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンション共用部分の修繕費は、購入者である総ての住人が行います。安全で安心の住環境と、資産価値の維持が目的です。マンション住人は、将来予想される修繕費を見込んで、計画性のある修繕積立金が義務づけられています。殆どの場合、分譲事業者がその額を設定していますが、予算に不足が発生することもあります。適切な修繕工事を行うためには、余裕をもった額の目安が必要です。購入者が住居に対する広い知識を得ることで、関心や理解を深めていくことができます。時代とともに変化する生活様式は、便利で快適な住空間を提供してくれましたが、暮らしを維持し続けるために多額の費用が必要になりました。マンション購入者が修繕積立金に関する正しい知識と、理解を深めていくことが何より重要です。


マンションの耐用年数は、構造の違いからバラつきが見られるものの、長い間には劣化し修繕工事が必要になります。この事実に対応するために修繕積立金が発生します。修繕に必要となる多額な費用は、総ての住人の修繕積立金で賄われます。せっかく手に入れた住環境と資産価値を失わないために、適切なメンテナンスを実行するには、しっかりとした人生設計を立てることが大切です。快適で理想的な住環境を維持するために、修繕積立金は必要不可欠です。日々変わる技術の向上や良質になる資材によって、修繕費も安定した状態とは言えません。将来発生する修繕工事の時期や費用は、確定することのできないものです。その都度建物の状態を把握しながら見直し、適切な修繕計画を立てる必要があります。

知っておきたいマンションの修繕積立金(東京都/チーフプロデューサー/66歳/男性)

僕は東京都に住む66歳のチーフプロデューサーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを買うときには色々なお金が必要になります。建物自体のお金も必要になりますが建物が壊れた時の修繕費も支払います。マンションの場合は修繕積立金というものがあって毎月一定額の支払いをします。マンションの修繕には億単位の金がかかることが多いので、何十年かにわたって修繕費を貯めることが多いです。修繕積立金は建物ごとに違いが多く場合によっては支払いがないことがあります。この制度には2つの支払い方法があって、将来必要になる修繕費を単純に月ごとに割る方法があります。もう一つは修繕が必要になる時期にあわせて金額を引き上げていく方法です。前者は安定して資金を貯めることが出来ますが、後者はうまくお金が貯まらないことがあります。


そして修繕積立金がないマンションがなぜあるのかというと、修繕費を将来引き上げるので一時的に払う義務がなくなっているだけです。マンションの修繕積立金は借りる側からすると少ないほうがいいので、貸す側も少なく見せることが多いです。その結果このお金の負担が少ない物件もありますが、実際は後からどんどん上がっていくので支払わずにすむわけではないです。この修繕費は建物の状態によって変わるので古い建物ほど高額になりやすいです。またこの修繕費は支払いに問題が起きていることがあり、住んでいる住民がちゃんと払っていないことがあります。その場合新しく住んだ時に負担が自分のところに来る事があります。それを避けるためには買うときに、修繕積立金がどうなっているかを詳しく聞いておいたほうがいいです。

大規模マンションの修繕積立金について(福島県/ペスト・コントロール・オペレーター/42歳/女性)

私は福島県に住む42歳のペスト・コントロール・オペレーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


個々の購入希望者の好みは別にしても、大規模マンションには魅力も多くあります。共用施設や住民サービスの充実は言わずもがなですが、あまり知られていない魅力の一つに建物の維持管理の安心感が挙げられます。実例で説明しますと、東京多摩エリアに総戸数600戸超の大規模マンションがありますが、まだ築数年という新しい物件です。4LDKのファミリータイプの間取りが主流で、標準タイプの管理費は月額13000円です。修繕積立金は5000円です。管理組合の収入は原則は修繕積立金ですが、その他に駐車場や駐輪場の使用料もあります。驚くべきはその修繕積立金のみで、年間1億2千万円ほども確保できていることです。単純計算で、少なくとも10年間で12億円も貯められることになります。


因みにこのマンションは全戸分の屋内、もしくは屋外駐車場が用意されています。使用料金は月額3000円~10000円までと格安なのですが、これも管理組合のプラスアルファの収益として見ると侮れないものがあります。もしも修繕積立金の滞納事故が少々発生しても、その分もカバーできてしまうことでしょう。流石にこれだけの収入が確保されていると、建物の維持管理は非常に安心できます。小規模マンションでは珍しくない、修繕したくとも修繕積立金が不足していて、適切なメンテナンスができないといった事象も無縁です。将来の建て替えや大規模修繕にコスト面での不安を抱いている方は、建物の維持管理にスケールメリットを活かせる大規模マンションの購入がお勧め、と言うことができます。