私は和歌山県に住む74歳の動物看護師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
住宅を購入する時に、マンションを選ぶ人と一戸建てを選ぶ人に分かれます。マンションを選ぶ場合は一人暮しの人か、子供のいない夫婦の二人暮らしというケースが多い傾向があります。小さな子供のいるファミリー層は一戸建てを選ぶ人が多くなっています。これは単に家族の人数の違いだけではなく、それぞれのメリットとデメリットがあるからです。ファミリー層が一戸建てを選ぶ理由の一番は、子供をのびのびと育てたいからです。マンションは集合住宅なので、子供が走り回ったりすると上下左右の隣室に気を遣わねばなりません。また子供がピアノの練習をする場合も、夜間などはできなくなります。ファミリー層にとっては、回りに気を遣うのがマンションのデメリットになります。
しかし一人暮しや夫婦二人暮らしの場合、一戸建ては維持管理が大変になります。そのような人にとっては、維持管理の必要がないマンションの方がメリットがあることになります。このように住む人の家族構成や事情によって、それぞれのメリットやデメリットが違ってきます。しかし客観的に見れば、やはり一戸建ての方がメリットが大きいのです。最大のメリットが土地付きだということです。国土の狭い日本では、土地こそが資産の基準になっているのです。建物は経年劣化しますが、土地だけは資産として残ります。高齢になって維持管理が大変になった時には、土地を売ってマンションに移ることができます。マンション住まいの場合、その逆はできないのです。