私は兵庫県に住む58歳の内閣総理大臣です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションには分譲と賃貸があります。分譲マンションは、一棟のマンションの中の部屋を購入することで、区分所有権を取得することができます。購入した部屋は自分の所有物になりますので、自由に使用をすることができます。分譲の部屋は賃貸の部屋よりも建築費にお金をかけていますので、賃貸よりもしっかりとした構造になっています。建物の防音性なども賃貸よりも分譲の方が優れていますので、静かな環境で暮らすことができます。分譲マンションは区分所有建物と呼ばれ、区分所有権が及ぶ専有部分と、居住者全員の共有物になる共用部分に分けることができます。建物の構造は、鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造が多く、ワンルームの物件などは鉄骨造が多いです。
購入した部屋は自分の所有物になりますが、マンションには大勢の居住者が入居していますので、建物全体で一つのコミュニティを形成します。管理組合は建物の居住者の意思決定機関であり、同じ建物で共同生活を送るためのルールなどを制定します。管理組合で決定した内容は管理規約に記載されますので、居住者は管理規約を守って生活を送ることが必要になります。共用部分に工事を行う時には、居住者全員の4分の3以上の同意が必要など、建物の区分所有等に関する法律が適用されます。今の日本では、戸建住宅よりも共同住宅の方が近所付き合いが盛んです。共同住宅では、居住者が参加する夏祭りなどを管理組合が企画することもあり、楽しく暮らすことができます。