私は宮城県に住む43歳の看護師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

人はどういうときにマンション購入を考えるのだろうか。部屋が手狭になったから金利が低いから、不動産ブームが来たから、今住んでいるマンションの更新が来たから、など様々な理由があるだろう。理由の一つとして挙げられるのが、分譲と賃貸の設備の違いがあげられる。言わずもがな設備は新築であっても、分譲と賃貸だと雲泥の差がある。一日の大半を家で過ごす主婦は設備の違いに敏感だ。ひとたびマンションのモデルルームに行くと、その設備の違いに愕然とする。モデルルームに行った後のキッチンでの家事は、「あれがあればもっと楽なのに」などという想いがめぐり、ますます分譲マンションが買いたくなるという現象が起こる。買う気のない夫はできるだけモデルルームに妻を連れて行かないことだ。

では、具体的に分譲と賃貸では設備にはどのような違いがあるのだろうか。たとえば隣との壁。賃貸の場合は本当に鉄筋なのだろうかと疑いたくなるほど薄い壁があり、そういう物件にあたったら最後、うるさくてしょうがない。一方分譲の場合は、今ではマンションの程度にもよるが、二重床二重壁は当然のことであり隣や上階の生活騒音に悩まされることはほぼなくなってきている。ベランダは別だが。台所にしても賃貸で食洗機がついている物件などは皆無に等しい。一方新築は食洗機はもちろんのこと今ではディスポーザーという生ごみを自動で処理してくれる装置までついている。そして台所の広さ・収納の大きさも全然違う。専門家には一生賃貸の方が良いという人もいるが、最新の設備を使うことで毎日の生活が豊かになると考えれば、思い切って買うのも悪くないのではないだろうか。