僕は三重県に住む41歳の作業療法士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
結論からいうと、税制や施策面では2014年の方がメリットが大きい場合があります。なので、「住みたいマンションに出会った時が買い時」と考えた方がいいかもしれません。2014年のマンション購入環境を整理してみましょう。消費税が4月に8%にアップし、建物価格が2000万円の物件ならば、60万円アップします。一方、住宅ローン控除の拡充がはかられ、年収などの一定の要件を満たす人には、ローン控除額の最大値が年20万円から40万円に拡充されます。年収が1千万を超えるような高収入の方は、所得税・住民税の負担も大きいため、借入れが大きければローン控除の拡充の恩恵を受けることが可能です。また、収入が一定以下の方には、すまい給付金が給付されるなどの施策がとられています。
住宅ローン控除の要件を満たすマンションを、ある程度の融資を使って購入するケースであれば、2014年の方が不利であるとも言い切れません。消費税8%の方がお得な場合もあります。なので、税制や施策面では、今年の方がメリット大きい場合があると申し上げたわけです。また、いくら買い時でも、この物件ならと思えるマンションに出会わなければ、物件を購入できません。真剣に物件を探されている方なら、経験がおありかと思いますが、これだけ新築マンションの供給があるのにもかかわらず、これだと思える物件にはなかなか出会えないものです。なので、自分の希望に合った物件に出会えた時が、買い時と考えて、購入の決断をされるのもひとつの選択肢だと考えられます。