僕は沖縄県に住む49歳の教諭です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションが買えるかどうかの判断基準の1つに現在の年収が上げられます。少し前までは確実に給与というのは右肩上がりに上昇したものですが、今では将来給料があがるかどうかはまったくわからない時代になりましたので、今の給与水準を維持した時にどういうことになるのかを考える時代に入ったといえます。ここで言う年収というのは、手取り額ではなく税金や社会保険を差引く前の額面のことを指します。住宅ローンを組んでいく場合に無理なく返済できるのは最大で年収の25%であり、ゆとりをもって返済できるのは20%であるといわれています。ですからこの数字を元にして自分の年収から年間返済できる金額を算定してみると購入できる価格が見えてくることになるのです。
たとえば年収が750万円であれば、その25%を返済に充てた場合、187万5000円が返済可能額となります。つまりボーナスを上積みしない形ならば月間15万6000円が返済可能額ということになります。マンションの購入予算は物件価格に諸経費をプラスしたものになりますがローンの借入可能額に自己資金を足したものでそれに到達するかどうかがポイントとなります。またそのローン額が毎月返済できる金額に収まるかどうかももう1つのポイントということになります。あとは年齢から考えて完済時期を設定すればいくら借りられるかが見えてくることになりますので、マンションの購入可能額の上限というものがわかることになります。まずは一度計算してから具体的なマンション選定にあたるのがお勧めということになります。