マンション購入時の年収に関する話(滋賀県/刑務官/55歳/女性)

私は滋賀県に住む55歳の刑務官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションと一言で言っても、様々な物件があります。値段もピンからキリまでです。また、購入する人間についても収入は様々です。ここでは、マンションを購入する時の年収に関するお話をします。中には現金一括で購入する方もおりますが、基本的には住宅ローンを利用して購入する事になりますので、そのローンを組む時の負担は、年収と相談しなければなりません。住宅ローンの返済の負担は、大体年収の2割から3割程度になるようにするのが平均的であり、無理なく返済を続けられる割合であるといわれております。実際に住宅ローンを組む際には場合によっては4割程度の負担で組む人も中にはおります。それでも問題なく返済を続けられるのであれば良いのですが、4割だと負担が大きく厳しいと言われております。


例えば、年収が800万円であり、25%をローンの返済に充てるとなると、毎年200万円返済する事になり、月当りに17万円程度になります。この時の年収の計算は税金や保険料は手取りではなく、額面の数字を用いて計算を行います。もちろん生活をしていくうえでは、普段からの生活費や子供がいれば子供の教育費なども必要となります。さらにマンションを購入すると、修繕積立金や管理費も発生します。それらの事を考え、さらに将来的な事も考えた上で無理の無いようにローンを組む必要があります。貸し出す側でも収入と貸し出せる金額の割合について制限してはおりますが、借りれるからといってギリギリまで借りて生活が厳しくなるなんて事は無いようにしなければなりません。