マンション購入と年収の関係(京都府/カイロプラクター/28歳/女性)

私は京都府に住む28歳のカイロプラクターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


新築にしろ中古にしろ、マンションを購入しようと考えた場合、人はまず最初に何をするでしょうか。多くの方は、広告やチラシ、インターネットなどで「住みたい。」と思える物件を探すことから始めるのではないでしょうか。そうして、気に入ったものがあれば、その物件についての詳細を調べて行くでしょう。しかし、実際にマンションを購入する際には、このようなことよりも、最優先すべきことがあるのです。それは「住宅ローンをどのように組むか。」という資金面の問題を明らかにして、これを解決することです。そこで出て来る単語が「返済負担率」です。これは「年収(税金や社会保険料などを差し引かれる前の額面金額)の25%まで、理想としては20%まで」と言われています。


この返済負担率には住宅のみならず、自動車ローンや教育ローンなども含まれるので、住宅ローンを組む予定がある場合には、まず他のローンを整理しておくことが大切です。では、いくらくらいの年収なら、どれくらいの価格のマンションを無理なく購入出来るのでしょうか。住宅ローンを取り扱っている金融機関では、それぞれが独自の収入基準を設けています。例えば、これが30%だとすれば、購入出来るマンションの価格は年収に30%をかけ、そこに自己資金(頭金や諸経費)をプラスした額ということになります。ただし、ここで算出される数字はあくまでも、購入時での数字であり、住宅ローンを組んで実際に返済を始めてから、子供が生まれたりしてライフサイクルが変化すれば、それだけ月々に必要なお金も変わって来ます。ですから、返済計画に余裕を持てる範囲内で購入出来る物件を選ぶことが望ましいでしょう。