僕は鳥取県に住む73歳のアーキビストです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンション購入の時に基準となるのは年収です。数千万円にもなる高い買い物のマンションは、ローンを組んで長期間払い続けなければなりません。無理なく返済しながら生活ができるように、しっかりとした資金計画が必要です。物件を購入する時は、前もって予算を決めておくことも大切です。漠然とモデルルームや物件を見に行くと、営業マンのセールストークや、きれいなインテリアの室内などに目がいってしまい、多少高くても購入に踏み切ってしまうようなこともあります。そこで、手持ちの資金、年収や年齢などをトータルで考えていく必要があります。物件をキャッシュで購入できる人はあまりいないので、たいていの人は住宅ローンを組むことになります。
マンション購入は、1年間に支払うローンが年収の25%以内という金額がひとつの基準として知られています。手取り額ではなく、税金を引かれる前の金額ですが、20%以下ならより理想的です。この金額を12ヶ月で割り、住宅ローンの目安にするか、毎月の負担を少し減らしてボーナス返済に回すことも可能です。ただ、ボーナスは安定性に欠ける面があるので、最近ではボーナス払いにする人は減ってきているそうです。この金額を上限として、住宅ローンを組んでもいいし、毎月の支払いを少し減らして預金しておき、ある程度貯まったら繰り上げ返済するのもおすすめです。繰上げ返済は、支払い期間や支払い金額の負担を減らし、生活に余裕を与えてくれます。