私は秋田県に住む37歳の運転士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入する際には、物件価格の約2割の頭金を用意するのが理想的だと言われています。ただし、頭金と呼ばれる費用が具体的に総費用のどの部分にあたるのかよくわからないと言う人が多いです。よく耳にするのが、手付金との違いがよくわからないという話です。簡単に言うと、頭金は用意できる自己資金から、諸費用にあてる分を差し引いた残りの部分です。この残った金額を物件の購入費に充当することになりますが、購入費全額を自己資金でまかなえるという人はまずいませんので、足りない分は住宅ローンで補うということになります。先ほど述べた手付金は、解約手付としての機能を持たされていることが多いのですが、内金とは全く異なる性格を持っています。しかし、実際にはこの購入費にあてられるようになっています。
なぜ物件価格の2割程度が望ましいと言われているのかと言うと、そのくらい用意することができれば、その後の住宅ローンの返済負担を軽減することができるからです。現実的なことを考えると、全体の約10%程度の人が頭金ゼロで購入しています。自己資金を1円も用意できなければ諸費用を支払うことができませんので、マンションを購入することはできません。しかし、物件価格の約1割相当額である諸費用さえ用意できれば、とりあえずマンションを手に入れることができます。その代わり、購入費全てを住宅ローンでまかなうことになりますので、金利負担がかなり大きくなります。また、ほんのわずか収入が減ってしまっただけで返済不能に陥ってしまう可能性が出てきます。そのようなリスクを回避するためには、物件価格の約2割の頭金が必要だと言われています。