僕は高知県に住む55歳の大工です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築マンションと比較すると、新築マンションを購入する場合には仲介会社を経由しない場合があり、その分諸費用が安くあがると言えます。修繕積立金は築年数の経過に従って高くなるとも言えます。中古マンションに関しては新築時には高かった価格が経過年数と共に下がって行き、無理の無い価格で購入できます。最近は購入者にも格差が生じているようで、その点では物件数も多く、経済的に手に入れやすいとも言えます。新築マンションの場合にはモデルルームでの体験はできますが、実際に購入後に住めるわけで、その点中古物件の場合には実際に日照や通風、眺望など体験できるところが違います。又、回りや住民の構成や情報などもつかむことができます。
中古物件の場合には規約で禁止していない範囲内で、リフォームやリノベーションできます。又、業者によっては入居前にこれを行って売り出しているケースもあり、その時代に即した材料を用い、機能的で住みよいものになっています。新築物件に比べて物件数も多く、価格も安いために、価格帯で選択するというよりもより細かく住みたい場所を選んで広めの間取りに住むことができたり、学校区から選択することもできます。どうしてもこれだけはという条件では探しやすいとも言えます。又、築25年以内の中古物件は税金が安くなるということも知っておくべきです。1981年の新耐震基準以前に建てられた物件は基準に満たない場合もあるので注意が必要です。