中古マンションを築年数で考えてみましょう(岐阜県/車掌/51歳/女性)

私は岐阜県に住む51歳の車掌です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


中古マンションの最大の魅力は、新築と比較するととてもリーズナブルな価格で購入することができる点にあります。そして、これは築年数とともに価格は下がり続けるのが一般的とも言われています。ただし、東京都内では現在プチバブルと言われている地域がありますので、このような例外が存在することも事実です。とはいっても、このプチバブルがいつ弾けるかということも誰にもわかりませんので、この例外については考えないことにしましょう。そして、一般的には一番お買い得な築年数というものが存在します。それが築10年を過ぎたあたりの物件です。ではなじ、この築10年ちょっとの物件がお買い得なのでしょうか。その点について説明したいと思います。


マンションの築年数を考えるときに、築10年の物件というのは一昔前に建てられた物件というイメージを持つ消費者が大変多いのが現状です。なんとなく築10年未満の物件は最新設備という印象もあるようで、じつはマンションというのは築10年を過ぎると大幅にその価値が下がると言われています。ですから、築年数以外は全く同じ物件であっても築9年と築11年では全く価格帯が変わってくるという現象が起きます。でも、実際には両者の築年数には2年しか差がありませんから、とてもお得だということができるのです。実際問題、2年の差では設備はほとんど変わりませんし、使い方次第では築11年の物件のほうが綺麗だということも十分にありえます。このような理由から、築10年ちょっとの物件が最もお買い得なのです。