マンションの築年数について(広島県/塾講師/59歳/男性)

僕は広島県に住む59歳の塾講師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションや一軒家を購入した場合、誰もが一生その家に住み続けるとは限りません。家族環境の変化などで他の地に引越しをする必要が出てきた場合は、売却や人に貸すことを考える人も少なくありません。そのような状況を踏まえて、自分の住居の資産価値をあらかじめ考えておくことも大事なことです。資産価値は築年数や地域など様々な条件によって決まっていきます。不動産会社に依頼する場合は、その土地の相場に合わせて査定をしてくれます。査定ポイントとしては、立地条件や築年数の他に、住宅の状態などをチェックして総合的な価格が決まります。一般的には、新築後20年くらいまでは築年数が経過すればするほど価値は下がっていくと言われています。


ただし、同じ築年数でも条件によって資産価値は大きく変わります。資産価値が高くなる要因としてはいくつかあげられますが、一つには都心からの距離が近いほど価値が上がると言われています。二つ目には地下鉄や電車など交通機関の駅が近いことです。利便性が良い場所は、売却にしても賃貸にしても人気が高くなっています。また、現時点では利便性があまり良くない郊外であっても、将来的に交通機関が発達したり、大型ショッピングセンターなどが建設されたりした場合は大きく資産価値が上がる可能性もあります。マンションや一軒家の購入に当たっては、住み心地や価格などに目が行きがちですが、将来的な資産価値を考慮して選ぶことも大事なことです。