マンションの地震に対する強度について(大分県/通訳/57歳/男性)

僕は大分県に住む57歳の通訳です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションを購入する際心配に思うのは、耐震強度だと思います。地震大国の日本で住んでいる以上、いつ地震が襲ってくるかはわかりません。もし、地震が起きたときに、自分の住居が地震に対してどれだけの強度があるのかを知っておくことは大切なことです。マンションのような高層の建物の場合、地震によってダメージを受ければ、住人は重大な危害が加わる可能性が高いです。購入する前に、どれだけの耐震性があるのかを調べておきましょう。現在では、「新耐震基準」というものが制定されており、震度6強から震度7程度に耐えうるような建物を建てなければならないということになっています。この「新耐震基準」は1981年に制定されました。


つまり、1981年以降に建てられた建物においては、一応の耐震性があります。ですから、ほとんどのマンションでは耐震性は保障されているといってよいでしょう。阪神淡路大震災の時には、古い一戸建て住宅が崩壊するなか、「新耐震基準」に沿って建てられたマンションなどの建物は大きな損壊がありませんでした。事実として、耐震性を証明することができたのです。ただ、より強い耐震性を望まれる方もおられると思います。命が守られるのはもちろん、住居自体を守りたいと考えるのは当然です。その場合、「新耐震基準」以上の耐震性が必要になります。そうした情報は、住宅性能表示制度というものがあり、知ることができます。このマンションは基準の1.5倍の耐震性があるというのを購入前に知ることができるので安心できます。