僕は大分県に住む23歳の学校職員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを購入しようと思ったけれど、予算の関係で築浅の建物を購入する事が出来ない時、築年数が数十年経ったものを買おうと考えた事はありませんか。例えば、築30年の物件を購入し内装をリフォームした場合、あと何年住めるかとても気になる人は多いと思います。外国では、築100年のマンションやアパートが沢山ありますが、いったい日本の場合の耐用年数はどのくらいでしょう。一般に、マンションの劣化となる原因の一つは、コンクリートの劣化によるものです。アルカリ性のコンクリートは、二酸化炭素と反応し中性化します。このように、コンクリートが中性化するとひび割れをおこし、そのひびから侵入した雨水によって、内部の鉄骨が腐食する原因となります。
このように内部の鉄骨が腐食すると、台風や地震などの災害で外部からマンション本体に力が加わると、鉄骨の破断等により建物が崩壊する恐れが出てきます。このような事態にならないために、コンクリートが直接空気に振れないように被膜で覆ったり、定期的に外壁のひび割れの補修、塗装やタイルの張替などを行います。住居者から毎月修繕費を徴収しているのは、このような修繕作業を行うためです。外国では、築100年以上のマンションが沢山ありますが、地震・災害大国の日本では上記のようなメンテナンスを定期的に行えば、60年以上持つと言われています。築年数の経った物件を購入する場合、数年ごとに適切なメンテナンスを行っているかを確認してから購入する事が大切です。