暮らしに合ったマンションの選び方(岡山県/言語聴覚士/59歳/男性)

僕は岡山県に住む59歳の言語聴覚士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションの選び方は人それぞれ異なります。人によっては、価格を最優先して決めます。無い袖は振れないので現実的な考え方といえます。ある人は、立地を重要視します。通勤や通学の都合があるからです。しかし、これ以外の選択の仕方もあります。それは、暮らしのリズムに合っているマンションを選ぶというものです。多くの不動産広告では、南向きの物件を優良物件としておすすめしています。たしかに、南向きのお部屋にはメリットがあります。最大のメリットは、昼間の日当たりがいいことです。特に、お布団を外に干す習慣のある家庭の場合は、その恩恵を実感しやすいといえるでしょう。布団を干すのは、日中です。南向きの部屋は、昼間日差しが最大になります。


では、南向きではない物件の日差しは、あまりよくないのでしょうか。そうとは限りません。東向きのお部屋でも、日差しはとてもよいです。東向きの場合は、朝方の日当たりが最高です。太陽は、東から上るので、日の出からしばらくすると太陽の光が室内に徐々に入ってきます。そして、午前中に日当たりのピークを迎えます。では、東向きと南向きどちらがいい住宅ということになるでしょうか。これは、その人の生活のスタイルと関係してきます。生活リズムが朝方という人の場合は、東向きが向いているといえるでしょう。朝から、日当たりのいい部屋で家事に励めるからです。昼間あまり在宅していないのであれば、南向きにこだわらなくてもいいかもしれません。