僕は埼玉県に住む49歳のデザイナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
タワーや大規模マンションは住戸数が多く、敷地も広いため、24時間有人管理をしているケースが多い。警備員が定期的に巡回するほか、防犯カメラの設置台数も多く、館内の管理員室や防災センターなどで常時監視しているので安心感がある。さらに、通常より厳しい耐震基準をクリアすることが求められる。加えて、大きな地震の際も建物への損傷を最小限に抑え、補修コストをできるだけ抑えようという考えから、免震構造や制振構造を取り入れるケースが多く見られる場合がある。また、こうした大規模物件では災害が起きた時のための、備蓄倉庫や簡易トイレといった防災設備を導入するケースが増えてきている。犯罪にも災害にも強い安心感がうれしい。
タワーマンションや大規模マンションは資産価値についても有利といえる。周辺でも目立つ存在として「憧れ」となっているケースが多く、中古市場で売却する場合にも値下がりしにくい場合が少なくないのだ。階数の高いタワーマンションは中古でも高めに売れるのだ。200戸以上の大規模マンションは管理費が高めだ。これは共用施設や管理サービスが充実している物件が多いことによるものと考えられる。月々支払いは多少高めでも管理が充実している物件は一般的に資産価値が維持されやすいといえる。売らずに人に貸す場合も、立地条件がよいと家賃を高めに設定しやすい面もあるだろう。売ってよし、貸してよしなら将来の住み替えもしやすいことは間違いないだろう。