タワーマンションとはなにか(滋賀県/新聞記者/36歳/女性)

私は滋賀県に住む36歳の新聞記者です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


タワーマンションとは、従来のものと比べて際立って高い住居用高層建築物の俗称。その外観の形態から超高層マンション(ちょうこうそうマンション)とも呼称される。日本では大きさに関する法的な定義はないが、建築基準法第20条「高さが57mを超える建築物」と同義とすることが多く(ほぼ同程度の高さとなる17階超も含まれる)、環境アセスメント条例が適用される「高さ97m以上」とする場合も見られる。ニューヨーク市では、早くも20世紀前半・世界大恐慌の前後には高層アパートメントの建築ラッシュを迎えている。主にアールデコ様式を用いた何れもツイン・タワー形式のアパートが計5施設完成している。これらのアパートは現在でも歴史的建築物として保存され、ステータスを備えた超高級アパートメントとして高額で売買が行われている。


供給が一気に増えたのは今からおよそ10年ほど前。超高層の暮らしも今では珍しくなくなった。分譲物件の大量供給が始まって十数年。マーケット全体の好不調に構わず、常に高い成約率をキープしてきたのが都心のタワーマンションだ。文字通り市場を牽引してきた存在と言って良いだろう。不動産購入の大きな決め手となる利便性、再開発に伴い景観を優雅に楽しめる高層階からの眺め、そして大型物件ならではの数々の共有施設などが顧客からの高い支持を得た。晩婚化によるシングルやシニアカップルの増加も大きな需要群となった。住戸ユニットのバリエーションが幅広いタワーマンションは、多様な世帯を呼び込まなければならないが、世帯の少人数化という時代の流れも大きかった。