私は福島県に住む42歳のペスト・コントロール・オペレーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
個々の購入希望者の好みは別にしても、大規模マンションには魅力も多くあります。共用施設や住民サービスの充実は言わずもがなですが、あまり知られていない魅力の一つに建物の維持管理の安心感が挙げられます。実例で説明しますと、東京多摩エリアに総戸数600戸超の大規模マンションがありますが、まだ築数年という新しい物件です。4LDKのファミリータイプの間取りが主流で、標準タイプの管理費は月額13000円です。修繕積立金は5000円です。管理組合の収入は原則は修繕積立金ですが、その他に駐車場や駐輪場の使用料もあります。驚くべきはその修繕積立金のみで、年間1億2千万円ほども確保できていることです。単純計算で、少なくとも10年間で12億円も貯められることになります。
因みにこのマンションは全戸分の屋内、もしくは屋外駐車場が用意されています。使用料金は月額3000円~10000円までと格安なのですが、これも管理組合のプラスアルファの収益として見ると侮れないものがあります。もしも修繕積立金の滞納事故が少々発生しても、その分もカバーできてしまうことでしょう。流石にこれだけの収入が確保されていると、建物の維持管理は非常に安心できます。小規模マンションでは珍しくない、修繕したくとも修繕積立金が不足していて、適切なメンテナンスができないといった事象も無縁です。将来の建て替えや大規模修繕にコスト面での不安を抱いている方は、建物の維持管理にスケールメリットを活かせる大規模マンションの購入がお勧め、と言うことができます。