南向きの一戸建ては人気があります。(福井県/レポーター/47歳/女性)

私は福井県に住む47歳のレポーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅を購入するときに、住宅を建築する土地の方角としては、南向きが好まれています。南向きという定義は住宅に面した道路が南側にあり、日当たりを邪魔する建築物や遮蔽物がないため、一年中安定した採光が得られることをさしています。日当たりが良いということは、今後ますます設置が増えると予想されている太陽光発電に向いている住宅となり、長年住み続けるとなると、他の住宅に比べて電気量が抑えられたり、メリットが多く得られることになります。このため、住宅を建築するために新たに開発、分譲された土地では、角地に次いで、南向きに住宅を建てられる土地に人気が集中する傾向にあり、土地の値段も他の方角を向いた土地にくらべて高い傾向にあります。


逆に言うと、方角にこだわらない方の場合、他の方角を向いた土地を購入して、予算を新築住宅やエクステリアなどの他の部分に回したり、購入資金を抑えられることが可能となります。人気がある土地の場合、その後の固定資産税という土地にかかる税金も高値となるため、太陽光発電などで得られたメリットも税金に消えることがあります。将来的にみると、分譲地のどの土地が良いという話よりも、いかにより良い住宅を建てて長持ちさせ、ローンを組んだ場合にはいかに早く完済させることができるかという結論に達します。住宅も土地も決して安い買い物ではないため、ローンを組む時には慎重に、メリットとデメリットを比べて、メリットを多く得られる住宅会社を選んで建てることも重要です。