一戸建て住宅の建築中にチェックしたい事柄(岐阜県/歯科衛生士/25歳/女性)

私は岐阜県に住む25歳の歯科衛生士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


注文住宅や、建築条件付分譲住宅の場合、契約する段階ではまだ建物は建築されていません。これは、実物を見て購入できないとしてデメリットと言われることもあります。しかし、完成した住宅を見ても、内部の様子などを通常の購入者がチェックすることは中々難しいものです。その点、未建築の段階で契約するケースでは、家が出来上がっていく過程を自分たちの目で見続けることが出来ます。手抜き工事の牽制にもなり得ます。購入契約自体や一部代金の支払いは済んでいるので、撮影等をしても問題ないことが多いでしょう(とは言え、完全な所有権は全額の支払が済んだ段階で購入者に移転するとされていることが多いので、撮影や見学に際しては念の為一言確認しておいたほうが無難でしょう)。


一戸建て住宅の建築途中にチェックしておきたい事柄と言えば、地盤調査の様子や結果、基礎工事の様子などがあります。基礎については、事前に図面を入手しておき、それと照らし合わせてチェックしましょう。中心になるのは鉄筋の組み方、間隔とコンクリートの打設です。鉄筋の組み方は図面に示されていますので、実際にその間隔で組まれているか、著しい歪みがないか(手作業なので多少は仕方ないのですが)等を目視でチェックします。コンクリートは、混ぜる水の分量と、水を入れてから打設までの時間が重要です。時間が経ちすぎると固まってしまいますし、水が多すぎれば強度が不足するからです。コンクリート打設の日は、天気を確認しましょう。日程上どうしても雨を避けられない場合、どう対処するのか訊いてみるのも良いでしょう。