不動産の間取り表記と注意点について(東京都/臨床工学技士/51歳/女性)

私は東京都に住む51歳の臨床工学技士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンション・一戸建て住宅などを購入・賃貸する前に「間取り」について知っておきたいものです。よくインターネット・住宅情報誌・チラシなどで2DKや1Kという言葉が記載されています。これは一般的に「間取り」と呼ばれています。過去に不動産の購入・賃貸経験のある方は、2DKや1Kの表記が何を意味するかを知っているので説明不要ですが、初めて不動産を探すという方の中で今更「間取り」について聞けないという方の為に簡単に説明します。間取りの表記として、一般的にK・DK・LDKが多用されます。そしてそれぞれのアルファベットの前に算用数字が入ります。重複する部分がありますが、1K・2K・2DK・3DK・2LDK・3LDKといった感じです。


では、算用数字とアルファベットの意味についてですが、数字は部屋数を表します。次にアルファベットですが、Lは「リビング」、Dは「ダイニング」、そしてKは「キッチン」を表します。例えば、マンションに多く見られる2DKという表記ですが、これは2つの部屋にキッチンスペースがあるということです。ただ、2DKという表記の場合、20数年前に建てられた物件は当時の住宅の基本設計に基づいて施行されており、洗濯機スペースが外置きであったり、洗面台が付いていない、浴室設備が古いというケースも多々ありますので注意が必要です。また、LDK表記も注意が必要で、不動産会社によってはダイニングとキッチンスペースが広めにとってあると、「2DK」ではなく「2LDK」と表記している場合も無きにしも非ずですので、現地で間取りをしっかり把握できる目も養っておくと良いでしょう。