私は奈良県に住む55歳の臨床検査技師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建ては月々の家賃を払わないで良いことが最大の魅力です。生涯支払う住まいの支出を考慮した上で一戸建てのご購入を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。一方で抑えておきたいのは維持費の金額です。自分自身で家を持つ場合、管理と維持は自らの手で行なうようになりますから、どれほどの維持費が必要になるのか確認しておきましょう。そもそも一戸建てにかかる維持費とは何を指すのでしょうか。定期的に修繕が必要なものと言えば、畳や襖などの張り替えです。使用していく中で劣化してしまうものは、維持するためにどれほどの費用が必要になるか計算しておくとベストでしょう。また、庭付きの一戸建てをご購入の際は芝や植え込みの手入れなどが必要になりますので、これも重要です。

最も考えておかなければならないことは、生活する上で大切な部分が破損した際の修繕費です。風呂場や屋根など、万が一破損した場合いかほどの額が必要になるのか押さえておきましょう。電機や水道などの内部設備をきちんと維持するために、費用を見込んでおくことも大切です。またご購入する際はきちんとした施工によって造られた家を購入することも大切です。その第一歩がその後の維持費の金額に関わってくるのです。住まいは生き物ですから、時間の経過とともにその形を変えます。どんな住宅でも長く暮らしていく上ではきちんと手を入れてあげなければなりません。長く良い生活を送るために、あらかじめきちんと維持費の計算をした上で一戸建てライフを楽しみましょう。