私は大阪府に住む30歳の保護観察官です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
「マンション」購入の時に必要な情報は数多く存在します。その中でも専門家や物件購入者の「口コミ」は希望物件を選ぶ際に非常に役立つ「ツール」だといえます。今回はそれらの「口コミ」の中から「分譲マンション」を選ぶ際に役に立つお話をしてみたいと思います。まず1つ目は「建物の階数」のお話です。「マンション」でもっとも多い建物の高さは建築基準法や消防法の規制の関係上、「45m以下の物件」だといわれています。その物件で注目されているのが「建物の階数」です。多くのデベロッパーは住戸数が増え、儲けも大きくなるよう「15階建て」を選択すると思います。しかし「同じ高さ」であれば「14階建て」をおすすめします。理由としては・天井高が高いため広く感じる。・床や天井が二重床のため騒音問題が発生しにくい。・リフォームがしやすい。などの利点があります。「住み心地」を優先するならゆとりある「14階建て」にしましょう。
2つ目は「新築物件の購入」を検討する際にかかせない「モデルルーム」についてのお話です。新築マンションのほとんどは建物が完成する前に販売が開始されるため「モデルルーム」を見て売買契約を交わすしかありません。しかし「モデルルーム」は実際に購入する部屋と「広さ」や「間取り」が異なっているため想像していたものと違うケースがよくあります。そのような問題を解決するために「モデルルーム」見学時には「床の構造」の確認をしておきましょう。「マンションの床」には、コンクリートの上に直接フローリングを貼る「直床」とコンクリートに足を立てて、その上に貼る「二重床」の2種類があります。「直床」の場合は下に音が響かないように「クッション」を敷いて対応していますが「防音効果」に優れているのは、やはり「二重床」の方になります。「モデルルーム」ではスリッパを脱いで素足で床の沈み具合を確認しましょう。