マンション購入時の疑問『固定資産税とは』(青森県/保健師/36歳/女性)

私は青森県に住む36歳の保健師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


現在、住居利用または投資目的でマンションを購入する方は非常に多くいます。通常、マンションを購入する際にはそれ自体の購入価格に加えて固定資産税やその他の費用などが必要となるため、購入に際してはそれらの意味を良く理解した上で決定することが必要です。では、『固定資産税』に関して簡単に説明していきます。固定資産税とは、「不動産」を所有している場合にかかる税金です。マンションに限らず、一戸建てなどを購入した場合も同様で固定資産税を納める必要が出てきます。建物本体の購入費用と違う点は、建物を所有している間は継続して必要になると言う点です。ローンを払い終えたら終了と言うものでは無く、不動産自体を所有している間は常にこの費用を支払う必要があります。


実際にどのくらいの税金がかかってくるのかと言うと、所有している不動産の『課税標準額』によって変わります。課税標準額という言葉だと少しわかり辛いですが、簡単に言うと「公に定められた基準で評価した場合の評価額」という事です。この基準は総務大臣が定める評価基準によって計算され、3年ごとに評価の見直しがされます。この課税標準額に標準税率(1.4%)をかけた金額が固定資産税となります。ここで注意するのは、「購入金額×標準税率ではない」と言う点です。詳しい計算方法などはネットで検索すると出てきますのでそちらを参照してください。支払い義務が発生するのは1月1日時点での所有者です。その為、1月2日以降に購入した場合は購入年度の税金はかからなくなります。不動産を購入する際は、その辺りも計算するようにすることがポイントです。