マンションにかかる固定資産税(栃木県/臨床工学技士/49歳/女性)

私は栃木県に住む49歳の臨床工学技士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションや土地、住宅などを所有している人にかかってくるのが固定資産税です。いわゆる不動産を持っていると市町村に対して支払うことになります。1月1日現在の所有者に対して課税されるので、仮に新築マンションを1月2日に買ったとしてもその年の税金はかからないことに事になります。固定資産税の税額は次の計算式で求めることができます。課税標準額×標準税率(1.4%)=固定資産税額この課税標準額とは、固定資産課税台帳というものに登録された不動産の価格を指しています。この金額に上記の税率をかけて計算して算定していきます。固定資産課税台帳には、総務大臣が定めた固定資産評価基準によって決定された金額が課税標準額として登録されていきます。


ただしこの固定資産課税台帳に登録された金額は、購入金額ではないという点に注意が必要です。基本的には評価額のほうが、購入金額より低くなっています。さらに、マンションの場合には、共用の土地や共用部分に対しても持ち分に応じて税金が発生していきます。マンションごとにこの辺の部分が大きく異なるために、販売担当者や管理会社、管理組合などに確認することが必要となってきます。購入前の段階で、新築マンションだとこの部分が確定していないケースもありますが、概算では金額を出すことができるはずなので、税額の目安ということで確認する必要があります。固定資産税は年4回に分けて払うことになります。住宅ローンや修繕積立金、管理費などに加えて、固定資産税も合わせて収支の計画に含めるようにしましょう。