中古マンション選びは共用部分の管理に注目(宮城県/画家/42歳/男性)

僕は宮城県に住む42歳の画家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションは管理を買え、とはよく言われる格言です。共用部分は居住者や仲介業者が自由に手を加えることができないため、中古マンションの管理状態が如実に表われる場所です。同じ築年数のマンションでも管理の良し悪しで、資産価値は大きく違ってきます。築年数だけに惑わされることなく、共用部分の管理状態に重点を置いてチェックすることが大切です。以下にチェックポイントをまとめてみましょう。・集合ポストの状態投函チラシなどが散乱していないか。鍵が壊れていたりしていないか。・掲示板古い掲示物が放置されていないか。そもそも使われているか。・駐輪場自転車は整理されて停められているか。・清掃状況エントランス、共用廊下、階段、エレベータ、駐車場などの清掃は行き届いているか。・建物外観目立ったクラックや、タイルの剥離はないか。


・玄関ドア実は玄関ドアも共用部分。開閉に不具合がないか、塗装の剥離などが放置されていないか。・窓のサッシ窓サッシも共用部分となります。静かにスムースに開閉できるか、窓枠ゴムの劣化は目立たないか。・水量水道設備も共用部分です。室内では実際に蛇口をひねって水量や水圧を確認しましょう。錆などが見られたら、水道管や受水槽のメンテナンスが不十分な証左です。・管理費金額がマンション規模や築年に見合っているか。居住者の滞納はないか。・修繕積立金これも規模や逐年とバランスがとれているか。滞納事故はないか。・修繕計画適切な内容とタイミングで実施される計画があるか。同時にこれまでの修繕履歴もシッカリ見ておきます。以上を念頭に、実際に現地に足を運んで確認しましょう。一度で納得できなければ、再度時間や曜日を変えて訪れましょう。常駐の管理人さんがいらっしゃる物件ならば、いろいろお話を伺うのも有効です。