新築分譲マンションの共用部分(宮城県/外交官/66歳/男性)

僕は宮城県に住む66歳の外交官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


分譲マンションは、購入者だけが使用できる専有部分と、そのマンションの住民たちみんなが共同で使用できる共用部分に分けることができます。専有部分は、いわば自分たちがローンを組んで購入したマイホームです。暮らしやすいようにリフォームしたりできます。しかし共用部分は、自分たちだけのものではないので、勝手にリフォームをしたりできないことになっています。具体的にはエレベーターや階段、天井、エントランス、屋上、管理人室などがあります。また多くの新築分譲マンションには、パーティールーム、キッズルーム、フィットネスジム、ゲストルームなどの、まるでホテルのような豪華な共用部分があり、全体のクオリティを高めています。


共用の部分が充実していて豪華であればあるほど、その分メンテナンスに手間や人件費などがかかるので、毎月の管理費が高めに設定されます。しかし、充実した施設があれば、マンションの外に出なくても中だけでも十分快適な生活を送ることができます。これぞ新築分譲マンションとも言えるスタイリッシュでホテルライクな毎日を満喫できます。気を付けたいのが、自分では専有部分だと思っていたところが、じつは共用部分だった、ということがあります。例えば部屋のベランダや窓、天井などは、一見自分たちのものと思ってしまいがちですが、実は共用部分だったりします。当然共用なのでリフォームをすることはできません。専有部分もリフォームするときには、管理組合への届け出が必要です。