私は徳島県に住む68歳のシステムアドミニストレータです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
マンションを買う時は建物の部屋を買いますが、建物全体を買うことはないです。そのためマンションを買った時は、自分が有している範囲とそうでない範囲があります。マンションで自分が持てる範囲は部屋の中だけで、実は窓やドアなどは所有権を持っていないです。更にベランダも部屋の外にあるので所有権はなく、自分の都合で作り変えることはできなくなっています。そのような権利を持っていない範囲を共用部分といい、住民全体で管理をすることになっています。共用部分の範囲は通路やエレベーターがありますが、管理人室やボイラー室もそうなっています。共用部分に近いものは部屋の中にもあり、例えば壁は隣の部屋にも権利があるので自分の物ともいえないです。
そしてこの共用部分でもう一つ問題になりやすいのが費用の問題です。この部分は通路やエレベーターなどの、人が通るところが多いので光熱費がかかります。例えば通路ならば蛍光灯の電気代がかかりますし、エレベーターならば稼働する費用がかかります。更にエントランスなどが豪華な時は、その負担もかかるので思ったよりもお金が必要になります。また共用部分にかかる税金も負担になるので、立派な庭があるマンションはそれだけ税負担が大きくなります。マンションはエントランスなどが立派な方が見栄えがいいですが、その分お金を払う事になるので注意がいります。ただ電気代の削減は工夫をすればできるので、高負担が気になるならば管理組合に掛け合うといいです。